言われないとやらない人│療育のお仕事

運営者:田中
運営者:田中

この記事では「言われないとやらない人」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。

 

是非、最後までお読みください。

スポンサーリンク

1 言われないとやらない人

この章では「言われないとやらない人」というテーマを「仕事への取り組み方」と「行動の強化」という項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 仕事への取り組み方

言われないとやらない人と言っても色んなパターンの人がいて「サボりたい人」や「向上心のない人」「仕事は自分で探すものだと認識していない人」など様々ですが、共通して言えることは「仕事への取り組み方に問題がある」ということです。

前向きに仕事に取り組んで、積極的に仕事をしていれば自ずと行動に出るものです。また自分のやりたい仕事だけ全力を尽くすけど、嫌な仕事は適当にやる人もいるでしょう。それもまた仕事を選んでいる時点で仕事に真摯に取り組んでいるとは言えませんね。そのしわ寄せを誰かが受けていることを考えて貰いたいと思います。

1-2 行動の強化

私は指導、育成をする際にはよくABAの考え方を使います。要はよくできた部分を評価し、次にまた同じような行動をしやすいようにしていきます。そんなに難しい方法ではありませんが、結構効果があるので是非試して見てください。

最初はその部分だけでいいんです。段々と「この仕事は○○さんに任せるから」と、責任を持たせることで自信に繋がります。その部分に引っ張られるように、その周囲にある仕事も少しずつ良くなっていくと思います。

私が指導したスタッフの中に、真面目だけどあまり積極性はなく、子どもともどのように接していいか分からないスタッフがいました。彼は元々真面目なこともあって、道を覚えるのも早く送迎に関しては施設1番になっていきました。

私は直接褒めてみたり、法人の代表に「彼の良さ」をアピールしていました。すると3ヶ月くらいすると子どもへの支援でも積極性が増し、笑顔も増えていきました。この経験を通して私自身も学び1つ成長できた気がしています。

スポンサーリンク

2 まとめ

さて、ここまで「言われないとやらない人」という事で「仕事への取り組み方」と「行動の強化」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?

言われないとやらない人の思考回路やどのような対応をしていけば良いのかが、私の体験を通して分かって頂けたかと思います。

言われないとやらない人は悪気があって、サボってやろうとしている訳ではなく、少しのきっかけがあれば大きく化ける可能性があり、仕事の楽しさに気付けていないだけとも取れます。

皆様もこの記事を参考にして、良いチーム作りをして療育に望んで頂けると幸いです。