この記事では「楽器に触れよう!リズム遊び」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
是非、最後までお読みください。
1 楽器に触れよう!リズム遊び
この章では「楽器に触れよう!リズム遊び」というテーマを「新しい体験」と「活動の方法」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 新しい体験
「楽器を使って演奏!?」「すごく難しそう」「ピアノも弾けないし、特別な事業所でしかできない」と思われがちですが、ここで言う楽器に触れるというのは「新しい体験」をメインとした「リズム遊び」というイメージになります。
楽器を譜面通りに演奏したりするのではなく、CDや動画に合わせて様々な楽器をリズムに合わせて鳴らしていきます。音を出すタイミングだけは司会のスタッフが指揮のような形で教えます。
私自身も学生時代は合唱を長くやっていたので、皆で音を合わせる一体感や達成感の素晴らしさは良く分かります。
タイミングを合わせることに集中して音ゲーのような感覚でやる子どももいれば、音が出ることの不思議を楽しむ子など様々です。
1-2 活動の方法
この項目では「用意するもの」「活動の流れ」「注意点」と、さらに細分化して具体的な活動の方法を見ていきましょう。
用意するもの
①楽器(色々な種類を多数)
・鉄琴
・木琴
・ギター
・鈴
・プッシュベル
・カスタネット など
②BGM(数曲)
活動の流れ
①司会者は前に立ちBGMを流します
②好きに音を出させるのではなく、司会者のタイミングで音を鳴らします
③周りと合わせることを意識させます
④楽器を交換して繰り返します
注意点
いつも療育プログラムを紹介する時にはセットでお伝えしているのですが、ルールを決めて、必ず活動の初めに伝えるようにしましょう。子ども達はルールを把握できてなくて守れてないことも多く「初めから教えてくれてたら出来たのに…」という、残念な体験はさせたくないですよね。
私達も職場や家庭で急に怒られたりしたら「え?納得いかない」となりますよね。そういう細かい所も意識して、子ども達の自己肯定感を下げないように、むしろ上げていけるようなアプローチをしていきましょう。
2 まとめ
さて、ここまで「楽器に触れよう!リズム遊び」という事で「新しい体験」と「活動の方法」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
難しい事ではなく、音とリズムを使って楽しく療育がおこなえることが分かったと思います。また子ども達に新しい体験や刺激を与えることで、モチベーションや活力が上がっていきます。
テンションが上がりすぎて収集がつかなくならないように、あくまでも協調性を持って皆で合わせることに楽しみを見いだせるように持っていきましょう。
是非、皆様も日々の療育に取り入れて見てください!