バランスボールの使い方│療育プログラム

運営者:田中
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この記事では「バランスボールの使い方」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。

 

日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。

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1 バランスボールの使い方

この章では「バランスボールの使い方」というテーマを「療育への取り入れ方」と「療育的な視点」という項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 療育への取り入れ方

バランスボールへの興味を深めていけるように、大きめのバランスボールを転がしてみたり、触れてみたり、ボールの上に寝転んだりすると良いでしょう。トランポリンを1人で楽しめるようであればバランスボールでのジャンプを取り入れても良いと思います。

指導員が膝でボールを固定し、止まっている状態のボールの上に子どもが立ち、子どもの両手を持って上下にジャンプすることを助けます。安全のため、その際に指導員は子どもの足の着き方を確認しながらおこないましょう。

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トランポリンのひとり遊びよりは難易度が増しますが、子どもにとって良い面もあるんです。次項目ではその辺も含めて考えていきましょう。

1-2 療育的な視点

子どもの中にはジャンプすることが好きな子が多い上に、指導員と1対1で楽しめる遊びは特に人気なので、トランポリンのひとり遊びよりある意味楽しめると考えられます。それでは療育的なポイントを見てみましょう。

まず、身体の軸を自分で感じることでバランス感覚を育てる事ができ、柔らかいボールの上で足を踏ん張ることで身体を伸ばす感覚を育てることが期待できます。そして、しっかりボールを蹴ってジャンプすることで地面でジャンプするのとは違った楽しみを感じる事が出来ます。

トランポリンと似たプログラムですが トランポリンより不安定なこともあり、左右のバランスをとることがより大切になり、トランポリンよりも難易度は上がります。 また立っていても、座っていても、どちらの時でもバランスボールの上でバランスをとることで体幹が鍛えられ、姿勢を保持するための能力の発達に効果が期待出来ます。

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トランポリン同様、脳の一部に刺激を与えることにより覚醒を高めることが出来ると言われているので、朝の活動に良いでしょう。

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2 まとめ

さて、ここまで「バランスボールの使い方」という事で「療育への取り入れ方」と「療育的な視点」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?

バランスボールを療育プログラムに取り入れる時の留意点やどのような視点で指導員が見ていけば良いのかが分かったかと思います。

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また、私は過去に「サーキットトレーニングのアイディア│療育プログラム」や「感覚統合~トランポリン~│療育プログラム」や「感覚統合!サーキットのヒント│療育プログラム」や「今注目!感覚統合と運動プログラム│療育プログラム」や「家庭で出来る感覚統合~投げる~│療育プログラム」や「絶対オススメ!!ダンスの魅力│療育プログラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。

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3 参考文献

乳幼児期の感覚統合遊び 保育士と作業療法士のコラボレーション

加藤寿宏/監修
高畑脩平/編著 田中佳子/編著 大久保めぐみ/編著