子どもが1番望むこと│コラム

運営者:田中
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この記事では「子どもが1番望むこと」ということで、主に私の経験や考え方を中心にテーマに沿ってまとめていきたいと思っています。

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1 子どもが1番望むこと

この章では「子どもの1番望むこと」ということで「居場所を求める子ども」と「私達の出来ること」の項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 居場所を求める子ども

私は子ども達が何を望んでいるのかというと「居場所」であったり「存在意義」であったり、認められ、受け入れられる事だと考えています。

大人との関わりだけでは人間関係を学びにくいこともあれば、愛情不足や寂しさが原因で不安定になる子どもが非常に多くいるのが現実です。

それは「承認欲求の強さ」や「愛着障害」といった形で現れることもあれば、本人にも周りにも気づかれていない場合もあると思います。

「自分はここにいていいんだ」と一瞬の迷いもなく自信を持って思えるような環境を作ってあげたいですね。

1-2 私達の出来ること

それでは、そのために私達は何が出来るのでしょうか?やはり「受け入れてあげること」「自己肯定感を高めること」がとても大切になってきます。

仮に問題行動があったとしても、それは「問題のある行動が良くない」だけで、本人が否定されるべきではないのです。このことは意外と支援者も理解出来ておらず、自己肯定感が下がって自分を否定してしまっている子どもが多くいます。

このことだけをみても、やはり「何となく」では療育は出来ないのがわかって頂けるかと思います。常に向上心を持って、知識や考え方をアップデートしていかないといけませんね。

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2 まとめ

さて、ここまで「子どもの1番望むこと」ということで「居場所を求める子ども」と「私達の出来ること」について考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?

例えて言うなら「空気のような存在」でしょう。「空気」みたいと言うとネガティブな意味で捉えられがちですが、生きていく上では絶対に必要で決して目立つわけではなく、いつも身近にいてくれる。

私の目指すべき事業所はそんな事業所です。いつか子ども達が過去を振り返る機会があるなら少しでも思い出してくれて「あんな子育てがしたい」「誰かを受け入れてあげたい」と思えてくれるなら最高だと思います。

運営者:田中
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皆様も短期的に今の笑顔だけを求めるのではなく、長い目で見て「子ども達の将来を見据えた療育」が出来るように、今出来ることを積み重ねていってください。

ただ「楽しい」だけで終わらないで、本当の意味で子ども達が望むことは何なのかを考えて日々の療育に活かして下さい。