この記事では「支援者の1番の喜び」と言うことで、私がこの仕事をしていて嬉しかったことや良かったと思えることを書いていきたいと思います。
支援者の感性もそれぞれですが、療育に関わる人、療育に関わりたい人、皆様が参考に出来ると思いますので、是非最後までお読みください。
1 支援者の1番の喜び
この章では「支援者の1番の喜び」というテーマを「運営者の事例」と「喜びを感じるために必要なもの」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 運営者の事例
この項目では「運営者の事例」という事で、私が現場で感じた「喜び」や「嬉しかったこと」を紹介していきたいと思います。
①子ども達の成長
すごくベタな話ですが、療育に携わっている方であれば、必ず感じることが出来ると言っても過言ではないと思います。
②子ども達かるの贈り物
前出の「子ども達の成長」に近いものがありますが、信頼関係が築けてくると子ども達から贈り物を貰うことがあります。
高価なものなどではなく「お手紙」「折り紙」「絵」「言葉」など様々ですが、子ども達が自分の時間を使って、私の事を考えてくれたんだな…と嬉しくなりますね。
③仲間が増えていく
支援仲間(同僚)やママ友など大人の繋がりは単純に「頑張ろう!」という活力になったり、子ども達が自身の事業所で一生の友達を見つけられたと考えると嬉しいですよね!
④将来のためになる
支援者は「子ども達の将来を見据えた療育」をおこなうべきだと常々伝えていますが、それが現実となる日がいつか来ます。
希望してる職につけたり、受験に受かった子もいますね。もちろん本人の頑張りがほぼ全てなのですが、それでも感謝されると嬉しいですね。
1-2 喜びを感じるために必要なもの
「喜びを感じるために必要なもの」は「想い」だと考えています。
子ども達と真剣に向き合っていれば、子ども達は特別な存在になっていきます。決して周りと比べるのではなく、その子自身の変化や行動を見てあげていれば、必ず喜びを感じることが出来るでしょう。
ただ、想いだけ強くて支援が伴っていないと「子どもの成長に不満を感じてイライラする」「なんで出来ないの!?」ということにもなりかねません。
支援者はプロである以上、支援が出来るのは当たり前で、そこに想いを乗せる事で「やりがい」や「喜び」に昇華出来ると思います。
2 まとめ
さて、ここまで「支援者の1番の喜び」という事で「運営者の事例」と「喜びを感じるために必要なもの」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
先日、私が1年生の算数の宿題を教えていた時にやり方を教えたところ、それがすごく刺さったようで「先生、本当にありがとう!ありがとう!」と言って宿題を進めていました。
「その場面で分からない部分を教わったから」ではなく「これから先効率よく出来るよ!助かった!」というニュアンスでした。私にとっては、その子どもか近い将来の事を自分で想像して「将来のためになる」と感じて、人に感謝出来たことがとても嬉しく思えました。
前章でも書いていますが「同じ支援をしていても、そこに想いがあるかないか」で感じ方は大きく変わっていきます。
子ども達の僅かな成長も見逃さずに、共に喜べるような支援者になりたいですね!