この記事では「新人職員に求められること」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
是非、最後までお読みください。
1 新人職員に求められること
この章では「新人職員に求められること」というテーマを「自分の芯と柔軟性」と「他人の意見に耳を貸す」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 自分の芯と柔軟性
自分自身で芯となる考え方を持っていることは人として重要な事だと、私自身は考えています。しかし、それが仕事となると「譲れないものがあるだけ」では支障をきたすことが出てきます。
以前からお伝えしているように現場ではチームワークが重要になってきますが、サッカーのように「勝つ」だけが目標なら「個を活かす」で良いかもしれません。しかし我々がやっていることは療育です。多くの場面で共通した対応や反復する事が求められます。
芯は持っていていいと思うんです。しかし揺さぶられたら折れてしまうような硬い芯ではなく、少しくらい曲げても元の形状に戻れるような柔軟性のある芯を持って頂きたいと思います。
特に新人職員は、他スタッフや先輩、上長から学ぶことが多くなるでしょう。まずは言われたことや真似から始めて、必要なものを吸収していきましょう。
1-2 他人の意見に耳を貸す
他人の意見に耳を貸すというのは、簡単そうに見えて意外と難しかったりします。「パートさんに言われたくない」や「私の方が正しいし…」など、プライドや自分のこだわりが邪魔をしてしまうからです。
しかし、どんな人にもいい所はあるし、机上の空論ではない肌で感じた経験を持っている職人気質の方もいらっしゃいます。
私は「どんな人にも学ぶべきポイントはある」と考えています。逆に他人から学べない人は「仕事が出来てない」と思っています。同じチーム内で学び合えば、共通認識も増えよりチームワークが高まるでしょう。
2 まとめ
さて、ここまで「新人職員に求められること」という事で「自分の芯と柔軟性」と「他人の意見に耳を貸す」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
自分の芯の持ち方や人の意見を聞くと言うことの大切さを感じられたと思います。
これが中堅、ベテランになってきたり、リーダーや指導者と立場が変わってくればまた違う側面も出てくると思います。しかし、私は今でもこれらの事を大切にしていますし、後輩や部下から学ぶことも多くあります。
仕事が出来て完璧な人よりも、部下や新人からでも学ぶべきことを見つけ、感謝できる人の方が、私にとっては魅力的で目指すべき人物像なんです。
皆様も是非参考にして、沢山のものを吸収して下さい。新人の時の意識の違いは、今後大きな差になります。明日からではなく、今始めましょう。