1 紙飛行機~滞空時間~ を作ってみよう
子どもが1回で覚えられるかというと意外と難しいかも知れませんが、私の経験上、ある程度の形が整っていれば飛ぶことの方が多いです。
最初からあきらめずにスタッフが作ったものを飛ばすところから始めてみましょう。
1-1 準備
1-2 折り方
この項目では、実際にどのように折っていくのか画像付きで見ていきましょう。
この記事では、裏表を分かりやすくするために色つきの紙を重ねて折っています。紙が厚くなった影響もあり、撮影の角度などでズレてるように見えますが「少しずらす」などの記載がなければ、基本的には端と端を綺麗に揃えると思ってください。
①手前の横の辺を縦の辺にそろえて折る
この時にしっかり爪などで跡をつけましょう。
この「アイロン」をやるかやらないかで仕上がりに大きく差が出ます。
②そのまま反対に追って家のような形に折る
紙飛行機はバランスが最も重要です。
縦横のバランスを意識しながら折っていきましょう
③縦に半分に折る
さかさまのお家を縦に半分に折るイメージです。
のちに、この時の半分の線がセンターラインになるので、必ず中心をとってください。
④一度開いたら、上部に「縦3分の1」残す位のイメージで折る
この辺は感覚というか、正確なポイントはありません。何度か試行錯誤して自分なりのポイントを見つけてください。
⑤再度、先ほどのセンターラインで半分に折る
このあたりから紙が重なってきて固くなってきて折りにくくなってきます。完成まであと少しなので頑張ってください。
⑥持ち手を残すように、開いて折る
ここからは冒頭の完成形の画像をイメージして、飛行機を飛ばすときの「持ち手」を残すような形で折り返してください。
この時の羽の大きさなどで、縦に回転したり、らせん状に飛んだり、飛び方が変わってきます。
⑦もう一方の羽も、同じ大きさになるように折る
バランスが大事なので、平行左右対称、前後の重さなどを意識しましょう。
⑧左右に折り返しを付けたら完成です
お疲れさまでした。
これで完成となります!
2 まとめ
ここまで「滞空時間」に特化した紙飛行機ということで、作り方を見て来ましたがいかがだったでしょうか?この飛行機は、らせん状に飛ぶことによって滞空時間を稼ぐ飛行機になります。
例えば前後のバランスがちょっと悪い時に「開いて折り直す」のも有りですが、私は飛行機の中心部の三角の部分を折り返してみたり、わざとテープを張って重さを調整してみたりしています。
私自身、この飛行機は100回は折ってるんじゃないでしょうか?何度も何度も折ることで新たな工夫が加わったり、飛行機が風に乗るポイントなどが「感覚」として分かるようになってきます。
ポイントが分かれば、工夫の仕方も自然と浮かんできます。子どもにに教える時も「何回も挑戦して良い」「やり方は一つじゃないよ」と話すようにしています。
飛ばす時は、らせん状に飛ぶので回転を意識して、あまり強く投げ過ぎないようなイメージで飛ばすと良いでしょう。