この記事では「最も大切なのは安全管理」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
是非、最後までお読みください。
1 最も大切なのは安全管理
この章では「最も大切なのは安全管理」というテーマを「安全管理は全てのベース」と「安心・安全は信頼を生む」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 安全管理は全てのベース
皆様は療育をおこなう上で最優先事項はなんだと思っているでしょうか?私が出会った指導員の中では「個別療育」「怒らないこと」「挨拶」などと言う人達がいました。私もそれらが療育をおこなう方法として不必要だとは考えていませんが、ここでの質問は最優先事項です。
タイトルを見て記事を読んでくださっている方はお分かりだと思いますが、私は「安全」こそが最優先すべき事だと考えています。いくら良い療育していても、いくら優しく接していても、子どもが事業所で怪我をするなんてことがあってはいけないのです。
安全に過ごせる場所であるという大前提があるからこそ、安心して子どもは通うことが出来るのです。大前提というのは事業所を支えるベースであり、ベースが崩れると前提の上で成り立っていた「良い療育」などの、素晴らしいサービスも崩れてしまうんですね。
1-2 安心・安全は信頼を生む
前項目で「安全に過ごせる場所であるという大前提があるからこそ、安心して子どもは通うことが出来る」と書きましたが、つまり「その前提があるから安心する」というのは「信頼」しているということになります。正直、安全に毎日を過ごしていても、その事で褒められることも賞賛されることも、そう多くはありません。それは安全に過ごすことは大前提であることに加えて、信頼関係が成立しているからではないでしょうか?
信頼関係が出来れば多少のことでは揺るがなかったり、すぐに信頼関係を取り戻せる反面、1度壊れてしまうと修復するのは困難で何倍もの時間を費やしてもダメな時もあります。
信頼関係については、より特化した「保護者様との信頼関係の効果│コラム」や「信頼関係の考え方│コラム」やという記事を書いていますので、そちらを参考にしてください。
2 まとめ
さて、ここまで「最も大切なのは安全管理」という事で「安全管理は全てのベース」と「安心・安全は全てのベース」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
安心や安全は療育をおこなう上で全ての大前提であり、大前提があるからこそ信頼が生まれるというのが分かったかと思います。今回の記事は難しい考え方は一つもなく、ただ忠実に守るだけでいいんです。
皆様が1人でも多く、この事を心に留めて意識して療育に向き合って下されば、良い事業所がまた増えていくと思っています。