絵が泳ぎ出す!?不思議な実験│療育プログラム

放デイでの毎日のプログラム、子どもが飽きてきた
簡単な実験をやらせてみたい
運営者:田中
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上記のようなお悩みをお持ちの方、特に療育のお仕事をされてる方からよく相談を受けます。
今回はすごく簡単に出来る、不思議で夢のある実験をご紹介します。
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1 絵を泳がせよう

「絵が泳ぐって、紙を浮かべるの?」と思いますよね?
答えはNOです。実際に描いた絵だけが本当に水に浮く、まるで魔法のような実験です。
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少しコツがいるのと、実験をする環境や材料によっても結果は違って来ると思いますので、事前に試してみたり、プログラムを失敗込みで終えられるようなプランニングをして望みましょう。

1-1 準備

材料はこれだけです。
①アルミホイル、下敷き(プラ板とかでも代用可能)、金属のスプーンなど
②ホワイトボードマーカー
③少し大きめの器(水を入れる)
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材料はたったこれだけなんです。今回はどの家庭にもありそうな、アルミホイルと100均のホワイトボードマーカー(黒)で試しています。
下敷きや金属のスプーンの裏の方がやりやすいという話も聞きますので、試してみてください。
また、色でも成功する確率が変わって来るので事前にお試しください。

1-2 やり方

この項目では、実際にどのようにおこなっていくのか画像付きで見ていきましょう。

①大きめの容器に水を入れておきます

この時下敷きなどのサイズをみて、広さや深さを検討してください。
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あまり浅すぎたり幅が狭いとぶつかって崩れたり、成功率が下がります。

②下敷きなどに絵を描き、乾かす

この時に注意しておきたいのは、絵を色で塗りつぶすことです。鉛筆で落書きをするような線画だと上手くいきにくいです。
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乾かす時間は20~30秒で良いようですね。また、乾かし過ぎても上手くはがれないのですが、1分くらいなら大丈夫でした。

③絵を描いた下敷きなどを端から水に入れていく

ゆっくり水に入れるとホワイトボードマーカーのインクに入っている剥離剤の効果で、端から絵が浮いてくるのがわかると思います。そのまま水に入れつつ剥がしていきます。
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この時に上手く塗りつぶせていないと、そこから絵が崩壊していきます。絵は小さめのよく塗りつぶした絵柄がオススメです。

 

記事の最後に失敗例を載せていますので、合わせて参考にしてください。

④下敷きなど抜いて完成

ここまでくれば水に絵が浮いているはずなので、絵に触れないように下敷きなどを抜けば完成です。
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きれいに浮きましたね!
何回か失敗もしていたので、成功したらめちゃくちゃ気持ちいです。

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2 失敗例

2つほど失敗例と予想原因や対策をあげておきますので、上手くいかなかった時は下記を参考にしてもう一度トライしてみてください。
絵が浮き出るどころか、浸けたそばから溶解していきました。
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この時は間違えてお湯を溜めてしまっていたので、温度が原因か、絵を乾かす時間が短かったのか、絵のサイズが問題なのかな?と思っています。その後水を溜めなおしてやってみると、そんなに時間は変わらないのに上手くできた気がします。

 

入れた瞬間は1~2秒は泳いだのですが、すぐに崩壊してしまいました。
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この原因はおそらく塗りが甘かったのかな?と思います。色の薄い部分から壊れていったように見えました。そして、うまくいった時の魚と比べて色が極端に薄いですよね。
しっかりとむらなく塗りたいのですが、水性ペンは重ね塗りをすると乾いていたインクが溶けてむらになってしまいます。ペン先で「ちょんちょん」とインクだけを置いていくイメージがいいかもしれません。
「カラフルな魚をたくさん泳がせたい!」という方は、下敷きに沢山の絵を描いて一気にやるよりは、アルミホイルを1~2回折り重ねて小さめにし、しわを伸ばしたもので個別に泳がせる方が上手くいきそうです。
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