人の上に立つ人の条件│療育のお仕事

運営者:田中
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この記事では「人の上に立つ人の条件」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。

 

日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。

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1 人の上に立つ人の条件

この章では「人の上に立つ人の条件」というテーマを「聞く力」と「自己犠牲」という項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 聞く力

コミュニケーションには発信力と受信力があると思っていて、こういう管理力やリーダー論の話になると、大抵の場合が発信力がピックアップされると思います。それも間違いなく必要なスキルですが、放デイのような小さい事業所の場合はそこそこの発信力があれば事足りることが多く、むしろ受信力というか「聞く力」の方が大切になってくると、私は考えています。

例えば従業員の愚痴や不満を聞くだけでも、影でコソコソ話しているよりもお互いにスッキリするものですし、それを解決に導いたらそんないいことは無いですよね?その対象が保護者様であったり、子ども達になるかもしれません。また、上司からの指示を聞く際にその本質を捉えられるか、というのも聞く力と言えるかもしれません。

運営者:田中
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このように、聞く力は発信する前の段階で必要になってくるスキルでもあるので、この部分が如何に大切かがお分かり頂けたかと思います。

 

更にこれだけは持っていて欲しいという、芯の部分を次項目で書いていきたいと思います。

1-2 自己犠牲

聞く力で情報を収集していく中で、どういう人が人から認められ、協力を得られるのでしょうか?カリスマ性?権力者?ワンマン?いえいえ、私が考える答えはもっとシンプルで意識すれば誰でも出来ることです。

それはこの項目のテーマでもある「自己犠牲」です。自己犠牲というと「結局自分が損するのか…」や「立場が変わっても平等なはずでしょ」という人がいますが、その通りです。私は人の上に立つなら損をしろ!とは言ってません。皆が自己犠牲の精神を持っているべきだからです。その見本となるべく、率先して自己犠牲をしていく必要があると言っているだけです。

その先行している部分は投資であり、それすらも不平等だというなら人の上に立つのはやめた方がいいですね。余程システマチックに全てがマニュアルに収まる仕事でなく、臨機応変が求められるこの仕事ではそういうのは中々実現し難いと思います。

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2 まとめ

て、ここまで「人の上に立つ人の条件」という事で「聞く力」と「自己犠牲」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?

周りの従業員だけでなく、上司や保護者、利用児童まで…しっかりと向き合って話を聞くことで得られる情報や、その姿勢で事業所を好循環にしていき、自己犠牲を示し率先しておこなっていくことで人の行動まで変えていけるような人こそが「人の上に立つ人」だと言うのが分かったかと思います。

勿論それだけではない部分もあると思いますが、この2つの事を意識しているかしていないかは大きいと思っていで、結局自分では何もしない人に人は着いて行かないんですね。「あの人があんなに頑張ってるから…」とか「上司に1番動かさせてはダメだ」と言った部分で人の行動は変わったりもします。

運営者:田中
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皆様、特に管理者やステップアップを目指している方は、是非心に留めてお仕事に取り組んでみて下さい。きっと、何かが変わってくるはずです。