この記事では「信頼関係の考え方」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
是非、最後までお読みください。
1 信頼関係の考え方
この章では「信頼関係の考え方」というテーマを「人間関係には不可欠」と「紙を積み重ねる」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 人間関係には不可欠
信頼関係とはお互いを信頼し合うことだと思いますが、私などからすると当たり前に必要なことで、信頼関係がなくてどうやって人間関係を保つのかと思ってしまいますが、中には信頼関係を軽く考えて蔑ろにしていたり、そもそも目に留めずスルーしていたりする人がいます。
信頼関係は相互関係でもあり、お互いがお互いを信頼するところがポイントでもあります。どちらかが一方的に信頼を寄せているだけでは良好な関係が続かず、関係性が破綻してしまう可能性があります。
しかし、逆に強く相互に信頼関係を寄せた場合は見えない力を発揮する事も期待できます。それは「信頼に応えようとする向上心」や「心が折れそうになった時の支え」「認めて貰うことによる自己肯定感の向上」など、多岐にわたるのです。
1-2 紙を積み重ねる
信頼関係の話をする時に、私はよく「A4のコピー用紙を1枚ずつ重ねていくようなもの」と、身近なものを使って表現したりしています。どういうことかというと、何か行動を起こした時に信頼を勝ち得ると紙を1枚重ねていくイメージです。高く積み重ねていくにはコツコツと小さな信頼を重ねていくしかないので、基本的にはとにかく時間がかかるものです。
しかし、信頼関係が壊れる時はどうでしょうか?紙を積んであるだけの柱はちょっとした力や衝撃であっという間に崩壊してしまいます。ここでもう1つのポイントなのですが、まっさらな新しい関係性だと障害がほぼないので積むだけで良く、また積みやすいものです。しかしある程度の高さの信頼関係を崩してしまった後に積み直すためには、1度周囲の環境を整備し不要なものは取り除き、積みやすいように紙を集め、また1枚ずつ積み重ねていくんです。元々高さのあったものが崩れた喪失感や後悔なども相まって心理的にも苦しくなり、より時間と根気が必要になります。
2 まとめ
さて、ここまで「信頼関係の考え方」という事で「人間関係には不可欠」と「紙を積み重ねる」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
今回の記事では信頼関係とは深い人間関係を築く上で必ず必要なものと考えられ、またどう言った性質のものなのかを例え話を交えて分かりやすく書いているので、理解出来たかと思います。また、今回の記事ではいつものように私の考える答えを出すといよりは、私なりの「信頼関係」に対する概念的な大枠の考え方をご紹介する形を取らせて頂いています。是非皆様も参考にして自身なりの信頼関係のあり方を心に留めておいて頂きたいと思います。
また、過去には「信用を取り戻すのは難しい│コラム」や「保護者様との信頼関係の効果│コラム」という関連する記事も書いていますので、合わせてお読みください。