1 2類型に向けて準備すべきこと
この章では「2類型に向けて準備すべきこと」ということで、2類型に向けて何か出来ることをやっておきたい…でも、そんなに予算はかけられない。と言った方々の参考になると思います。
1-1 人材の育成・確保
特定プログラム特化型についてはPT等が中心になっておこなっていくと考えられており、恐らくこちらの方が単価や加算の面で上乗せされていくでしょう。
私の解釈では、現在でも専門的支援加算がありますので、その延長上にあるのでは?と考えています。
ということは、今の段階からPTを確保して専門的支援加算をとっておくことで、2類型にも対応しやすくなるどころか、1歩リードすることも出来るでしょう。
また専門的職員だけでなく、既存の児童指導員や保育士にも情報を共有したり、アップデートすることで柔軟で臨機応変に対応出来るマインドを作って行く必要もあります。
人材育成は畑と同じで準備や成長に時間がかかるものです。発表はされても中々内容が見えなくてもどかしい気持ちも分かりますが、畑を耕す時間だと解釈して準備していきましょう。
1-2 プログラムの研究
この項目は前項目の「人」が「プログラム」になっただけで、大部分が重複していると考えています。
もしも今、PTを確保しているのであればPT中心にミーティングを重ね、何が出来るのか、どんな可能性があるのか、研究していくと良いでしょう。
事業所の方針をこの段階で変えなくても良いと思っていて、既存の形にこだわり過ぎない実験的なプログラムを試していくのも良いでしょう。その経験やデータは必ず今後役に立ちます。
2 まとめ
さて、ここまで「2類型に向けて準備すべきこと」ということで「人材育成・確保」と「プログラムの研究」についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
一言で言ってしまうと「質を高める」ということになります。現在ではまだ情報が少なく、正直確実にこれをやるべき!というピンポイントでは言えないのですが、この記事でまとめた内容は必ず役に経つと思います。
それだけ今の事業所はぬくぬくと現状で満足している面があったのかも知れません。
子ども達の将来を見据えた療育をおこなっていくために、私達も個人、事業所、法人単位でも、日々アップデートしていきましょう!