この記事では「もう困らない!?スキマ時間はルールゲーム」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 もう困らない!?スキマ時間はルールゲーム
この章では「もう困らない!?スキマ時間はルールゲーム」というテーマを「スキマ時間どうしてる?」と「ルールゲームとは」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 スキマ時間どうしてる?
事業所で療育をおこなっていると、プログラムとプログラムの間に微妙な時間が余ったりしてしまうことがあります。ご家庭でも似たような状況はあるかも知れませんね。そんな時皆様はどうしてるでしょうか?
私がよく見かける光景では、大抵の場合はなし崩し的に自由時間になってしまい収集がつかなくなってしまったり、テンションを上げ過ぎてしまい次のプログラムへの切り替えが難しくなってしまったりしてしまってます。
じゃあどうしたらいいの?と言うことで、タイトルに戻って頂きたいのですが、ルールゲームを使おうということになります。子ども達を楽しませつつ、SSTも出来て、テンションや時間配分もコントロールすることが出来る万能プログラムなんですね。
それでは、ルールゲームとはなんなのか、どのように使うのかを次項目で見ていきたいと思います。
1-2 ルールゲームとは
ルールゲームとは言葉の通りルールのある遊びなのですが、もう少し分かりやすく掘り下げていきたいと思いますが、ここからは私のやり方を紹介していきますので、ご自身の環境にあったアイディアなどを付け加えたり、参考にして頂ければと思います。
私としては子どもの自由な発想やその時やりたい事をするのも大切な側面があると思っているので、敢えて最初から準備しておいたルールゲームをやらせたりはしていません。少し様子を見て何をするのか見ています。
ざっくり言うと、身体を動かしたいのか、制作をしたいのか、残り時間がどれくらいかなどを総合的に考えています。それからはゴチャッとなって収集がつかなくなる前に区切る必要があります。私は集合を掛けて座ってもらい、それからこれからやること、ルールを説明していきます。ここまで出来れば、あとは子供たちと楽しむだけですね。
この場面でおこなうルールゲームは基本的には短く繰り返しできるもので、ルールは1~2個とシンプルなものが良いと思います。
2 まとめ
さて、ここまで「もう困らない!?スキマ時間はルールゲーム」という事で「スキマ時間どうしてる?」と「ルールゲームとは」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
スキマ時間とはプログラムとプログラムの合間の時間でありその時間が次のプログラムに繋がっているので、ルールゲームを用いてコントロールする必要があるということ、そしてルールゲームとは難しいものではなくて、場面にあったできるだけシンプルなプログラムの方が望ましいと言うのが分かったかと思います。
私は過去に「療育の主役と主導権の関係性│コラム」や「自由遊びの許容範囲と注意の仕方│コラム」や「ルールゲームでSST│療育プログラム」や「療育でルールを考える1│療育プログラム」と言った関連記事を書いています。併せて読むことでより理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。