この記事では「注意!!慣れは支援の天敵になる」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 注意!!慣れは支援の天敵になる
この章では「注意!!慣れは支援の天敵になる」というテーマを「慣れるとは」と「支援者の意識次第」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 慣れるとは
「慣れる」と聞いてどういう印象を受けるでしょうか?ポジティブな印象を受ける人とネガティブな印象を受ける人に分かれるのではないでしょうか?
というのも「慣れる」というのには「経験を重ねて、そのことがうまくできるようになる」という意味と「たびたびまたは長く経験して、何とも感じなくなる」といった意味があるからなんです。
つまり「慣れる」こと自体は経験値が上がりその事を自然に出来るようになる事であり、その人の考え方や意識次第で「慣れる」を使いこなせるかどうかが変わってくるのではないでしょうか。
次項目では、その慣れることへの向き合い方を考えていきましょう。
1-2 支援者の意識次第
私は良い療育を提供するのも、良い療育を受けるためにも「慣れる」ことはとても大切なことだし、必要なことだと考えています。その理由は前項目で書いているようにポジティブな側面があるからです。それは「般化」と似ているかもしれません。
しかしネガティブな側面があるのも事実で、本人が意識してその経験値を使いこなさなければいけません。せっかく得た経験値やスキルを「慣れ」で、何も感じなくなるのは勿体ないと思わなくてはならないでしょう。
その環境や状況によってネガティブな事も必要になったりもするので、一概には言えませんが一例だと考えて下さい。
2 まとめ
さて、ここまで「注意!!慣れは支援の天敵になる」という事で「慣れるとは」と「支援者の意識次第」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
なれるということはポジティブな側面とネガティブな側面があり、それを生かすも殺すも本人の意識次第だと言うのが分かったかと思います。
慣れるということは成長する上でかならず必要なことでもあるので、皆様もせっかく得た経験値を上手く使えるような考え方、意識の仕方をしていきましょう。
また、私は過去に「積み重ねることの大切さ│コラム」や「人は必ず変われる│コラム」や「ながら支援」現場の実態│コラム」や「「般化」とは何か?学童期までにできること│コラム」といった関連記事を書いています。違った角度から見ていくことで、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。