「般化」とは何か?学童期までにできること│コラム

子どもの将来の為に「今できること」をしたい。
療育を受けているけど、目指すところが分からない。

運営者:田中
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本日は、上記のようなお悩みを解決に導く記事を書きました。

 

「般化」とは何か、なぜ「学童期」までに必要なのかを考えていきましょう。

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1 般化とは

心理学で、一定の条件反射が形成されると、最初の条件刺激と類似の刺激によっても同じ反応が生じる現象(刺激般化)。これに対して、同一の刺激がさまざまな反応を引き起こすときを反応般化という。

出典:goo辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%88%AC%E5%8C%96/

もっと易しく解釈すると「覚えたことを無理に意識しなくても行える」といったところでしょうか。それでは具体的に見ていきましょう。

1-1 なぜ学童期までなのか

正確に言うと学童期までと決まっているわけではありません。では、なぜ私が「学童期」というワードを使ったのか?となりますよね。

それは「子どもの方が柔軟だから」です。療育ラボを読んでくださっている方は大人の方が多いと思いますが「今から性格を変えてくれ」「あれとこれを出来るようにして下さい」と言われてどうでしょう?すごくストレスがかかる割に、そんなに変化は見られないのでは無いでしょうか?

しかし子どもは良くも悪くも「柔軟性」が高く「適応」出来やすいと考えています。

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私は児発管として最初のアセスメントや契約等の保護者面談の際には「最初は負荷がかかるかもしれませんが、1ヶ月頑張って下さい」と伝えています。

1-2 目指すところ

療育の目指すところとはなんでしょうか?色々な意見があるのは承知ですが、私は「般化」が1つのゴールだと思っています。

私たち児発管が考えている個別支援計画は「その通りに支援したら終わり」ではないと思うんです。

個別支援計画の内容が「般化」して、その子自信が負荷なく生きやすくなる事が目標だと考えています。

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それこそが療育ラボのテーマとも言える「子どもの将来を見据えた療育」だと思います。

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2 まとめ

ここまで「般化」について分かりやすく考えてきましたが、いかがだったでしょうか?

「般化」するには、それなりの意識も必要ですし、支援する側も徹底してやらなければいけないと思います。

支援の統一がなされてなかったり、変に可哀想だからと中途半端な支援をしてしまうと、いつまで経っても負荷を受けるだけでストレスが増すばかりだと思います。

また、一緒に頑張っているお友達やお手本となる年上の児童、支援者や保護者様などの環境も大きく影響してきます。

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子どもの将来の為に今何が出来るのか、これからも考えながら療育をしていきたいですね。

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