この記事では、私が本業で現場で働いている中で「横の繋がり」つまり「連携」と「協力」について思うところを書いています。
ここで学んだことはとても重要なことで、すぐにでも実践して頂きたいと思っているので、皆さまも新めて考えて頂けると幸いです。
1 「横の繋がり」とは
この章では、横の繋がりの対象はどこを指しているのか、どのような協力が望めるのかを考えていきましょう。
ここでは便宜上「横」の繋がりと書いていますが、実際には関係機関と考えて良いかと思います。
1-1 横の繋がりの対象
主には学校・保育園(幼稚園)、保護者様、相談支援含む他事業所でしょうか。国や役所などはまた毛色が違うので、ここでは別のグループだと考えて起きます。
しかし「こことここが連携をする関係機関です」と決まっているわけではなく、送迎時に訪問したり、担当者同士で情報の共有をした方がいい機関など、必要だと思えるところには積極的にアプローチして連携を取っていくのが望ましいでしょう。
1-2 協力の形
まずは、この記事を書くきっかけにもなった「残念な事例」があるので紹介しておきます。
ある児童の保護者様から聞いていた下校時間と実際の下校時間が違い「子どもが校庭で遊んでいる、どういうことですか!」と、学校から注意をされました。
しかし事業所としては事前に保護者様に確認を取っていたし、保護者様は下校時間変更の認識がありませんでした。
「誰が悪い」とか「うちは悪くない」とかそういう話ではなくて、見方によっては皆に落ち度があるのかもしれないし、仕方の無いことだったのかも知れません。
ただ、来るはずのお迎えを待っている子どもが事故に巻き込まれたり、安全を確保できない可能性がある事は忘れてはいせません。
2 まとめ
私がこの記事で何を伝えたいのかと言うと「お互いの立場を尊重しよう」ということです。
私の個人的な感想ですが、すごく上から目線で叱責してくる方もいらっしゃいます。正直、内心では「いつからあなたは私たちより上の立場になったの?」と思ってしまいます。
同じ子どもを預かっている身として、情報交換や相互理解をしたり、子どもの事を考えて協力していくべきだと思っています。
そのためには、事業所側から働きかけることも重要になってきます。相談支援員さんとも話して担当者会議を開いたり、アポを取った上で自事業所の取り組みや方針、子どもの様子を伝えにいくのも良いでしょう。
方法は1つではありません。突き詰めていくと「結局は人間関係」なので、相手の立場に立って違った角度で考えてみると新しい発見があるかも知れませんね。