放デイ・児発の見学時抑えておくべきポイント│コラム

今度初めて放デイの見学に行くことにしたけど…何を基準に選べばいいか分からない。

運営者:田中
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誰しもが初めてのことは不安ですよね!

この記事では抑えておくべき最低限のポイントや、見落としがちなポイントをご紹介致します。

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1 見学時に抑えておくべきポイント

ここからは「見学時に聞いておけば良かった」「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔しないように、事前に聞いておくべきことを整理していきたいと思います。

1-1 どんな人が働いているのか

例えば、児発管は必ず実務経験が必要なので「全くの素人」はいないのですが、例えば相談業務しかやってこなかった人、児発しかやってこなかったけど放デイの児発管になった人などもいるのが事実ですし、管理者には特に必須の資格や実務経験は設定されていません。

一概にその方達を経験不足というつもりはありませんが、気になるポイントではあります。

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管理者を兼任しているのか、兼任していないのであればパワーバランスはどうなのかもさりげなくチェックすると良いかもしれませんね。

 

組織的には管理者の方が立場が上にあることが多く、児発管と管理者の折り合いがつかずに支援が偏る事は意外とあるあるなんです。

1-2 どんな会社が運営しているのか

どんな人が働いているのかは何となく観察するでしょうが、母体がどんな企業なのかは実はスルーされがちです。私が新規の保護者様の見学対応をしていても、こちらからお伝えしないと聞かれることはほぼありません。

しかし今の時代、通所事業所には様々な企業が参入しています。利益重視に偏りすぎていたり、転勤や退職が多くコロコロとよく人が入れ替わったりするのは良いとは言えません。

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母体を聞いたからといって全てが分かるわけではないですが、コミュニケーションの切り口としても良いポイントではあると思います。

1-3 療育と生活リズムのバランス

いくら良い療育や支援をしていても送迎がなくては共働きで通わせるのは難しいですよね。また逆も然りです。つまり「療育とサービスのバランス」が重要になってきます。

まずは保護者様がお子様の様子を見ている中で「この子にとって必要である事」を自分なりに持っておくことが大事だと思います。ただ自身の中だけで完結してそこに固執するのではなく「その考えをベースに相談する」事がもっと大事だと思います。

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その中でSSTとレスパイトの意味合いが強くなる方もいれば、個別の短時間の方が必要な方もいらっしゃるでしょう。

 

目的も支援も療育も人それぞれだと言うことですね。

1-4 子どもの様子

当人を見学に連れていき雰囲気に馴染めるか、この事業所の雰囲気がその子にあっているのかを見るのも1つの方法でしょう。また通うのは子ども自身なので子ども自身にも意見する機会はあって当然だと思います。

賛否あると思いますが、敢えて1つの意見としてお伝えします。それは管理者や児発管の「方向性」や「考え方」次第になってくるということ。本当に「将来を見据えた療育」をおこなっていて、見学の段階でそれをしっかりと伝えてくれている事業所の場合は、子どもは多少の事なら「般化」するということです。

「般化」とは、つまり「最初は窮屈に思えていた事も、次第に慣れてそれが自分自身になる」という事です。それは子どものうちだからこそスムーズにおこなえると思います。

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見学時に話をしてみて、しっかりと子どもの将来を見据えた療育をしてくれると思えたならば、信頼して任せて見るのもよいでしょう。

 

これもまた人間関係ですので、簡単なチェック項目では判断出来ません。しっかりと信頼関係を築けるか、求めるものを理解してくれるのかを見極めていきましょう。

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2 まとめ

いかがでしたか?
言い出せば「実費はいくらかかるのか」「指導員の配置」「送迎にかかる負担」「指導員の男女比」「外遊びの頻度」「おやつの内容、趣向での場合の対応」「活動時の配置」「ミーティングの頻度」「研修の内容」「避難訓練の様子」「療育とは」など、聞きたいことは無限にあると言っても良いでしょう。

今回は初めての見学に向けて「見落としがちなところ」「抑えておきたい最低限のところ」を中心に紹介させて頂き、見学の雰囲気を感じて頂けたのではないでしょうか。

放デイなどの通所支援事業所を見学する前に相談支援などを利用している方は、相談支援員さんが一緒に同行してくださるパターンもありますので、本当にどうしていいか分からない方は相談してみるのも良いかもしれません。

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「こんなこと聞いたら失礼かな」「見学であんまり聞きすぎると落とされちゃうかも」なんて思われる方もいるようですが、私も児発管として何人もの見学対応をおこなってきました。

 

意外かもしれませんが見学対応しやすいのは「なんでもざっくばらんに聞いてくださる方」「悩んでること、困っていることをなんでも相談してくださる方」なんです。

 

私たちはニーズを把握し、それに沿う支援をおこなうのがベースです。そういった意味でもある意味「腹を割って」話してくれた方が、分かりやすく、答えやすいんです。

 

なので、もっと気楽に、見学も楽しんで貰えればと思います。

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