固定概念に囚われない療育│療育プログラム

運営者:田中
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この記事では「固定概念に囚われない療育」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。

 

日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。

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1 固定概念に囚われない療育

この章では「固定概念に囚われない療育」というテーマを「発想の数だけある療育」と「何をどこで使うか」という項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 発想の数だけある療育

私はこれまでにも度々、療育プログラムに関して記事を書いてきました。その中でもお伝えしている通り、日常生活に関わるありとあらゆるものが療育になり得ると私は考えています。またより具体的で専門的な療育もあると考えてみると、本当に無限にあるのでは無いかと思っています。

例えば、音楽に合わせて楽器をならしてみる集団活動をしていたとします。その際に考えられる療育のヒントとして、全体的には「色々な楽器がまわってくる順番を守るSST」があり、個人の能力や特性によって「微細運動」や「指導員の支持したタイミングで音を出す」や「楽器の代わりに歌う」「もしくは踊る」中には「座っている時間を増やす」や「活動開始の挨拶と終わりの挨拶だけは参加する」などを目標にする子どもがいてもいいと思っています。

それだと子ども達が「不公平だ」とまとめられなくなると言った話を聞きますが、子どもは大人の言動をよく見て聞いています。日頃から子ども達にどういう話をしているのか、どういう伝え方をしているのかでそういった場面での子どもの行動が変わってきます。また、信頼関係も大きな関係があります。

運営者:田中
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実際に同じ事業所で同じ子ども相手でも、活動をおこなう指導員によって態度が違っているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。

1-2 何をどこで使うか

前項目で療育は無限にあることは分かったと思いますが、では「考えもなしにいくつか見繕ってやればいいの?」というと、それは違いますよね。例えば、物語にもストーリーがあって順序だてて話すから、意味があったり、伏線を回収出来るようになっています。

療育にも段階があり「これをクリアしたらこれ、その次はこっちかな?」といったように、ある程度は予測してスモールステップでストーリーを作っておくと良いでしょう。

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必ずしも想定していた通りにはならない事の方が多いでしょうが、ベースのストーリーを軌道修正しながらおこなっていく事をオススメしています。

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2 まとめ

さて、ここまで「固定概念に囚われない療育」という事で「発想の数だけある療育」と「何をどこで使うか」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?療育は人の数だけ、その発想の数だけ存在している可能性があるので、その療育をどこでどのように使うのか、そのストーリーが大切になってくることが分かったかと思います。

今回の記事は過去にも似たようなことを書いていますが、療育プログラムを考えるにあたって基本的なベースの考えとして覚えておくと役に立つと思っています。

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皆様も是非、過去記事も含めて療育ラボの記事をお読み下さり、自身の考え方への刺激にしてくれたら幸いです。