この記事では「机上プログラムの提案!新1年生への支援」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 机上プログラムの提案!新1年生への支援
この章では「机上プログラムの提案!新1年生への支援」というテーマを「新1年生への支援」と「机上プログラムのアイディア」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 新1年生への支援
4月になると放デイにも新一年生が入ってきて、デイサービス自体初めて利用するという子どももいることでしょう。またデイサービスに通った経験があっても事業所が違えばやり方も違うし、児発と放デイは別物と考えた方が良いでしょう。
そんな新1年生への支援はどこから始めるべきでしょうか。まず第一に考えたいことは事業所になれ、居場所となることです。それと同時に事業所にはルールがあるということは教えていくべきでしょう。
ここで難しいのはバランスですね。初めが肝心だからと厳しくしすぎては落ち着ける場所になる前に嫌な場所になりかねませんし、何でもありにしてしまうと後にギャップができてしまいます。
では、どういったことから始めたらいいのか、次項目では私のおすすめするプログラムの考え方を紹介していきたいと思います。
1-2 机上プログラムのアイディア
そもそも机上プログラムって何?何が目的なの?という疑問から解決していきましょう。
机上プログラムとは集団活動とは別に、机に向かってする自由時間と考えてください。では、机上プログラムを行う目的を具体的に見ていきましょう。
①落ち着いた時間を過ごす
事業所内を走ったり運動をするのではなく落ち着いた時間を過ごすことで、宿題をやっている子ども達の邪魔にもなりません。
②約束を守る
「何時から何時までは机上プログラムの時間」と決めることでその約束を守るというSSTに繋がります。
③座る練習になる
就学すると学校でも座っている時間が長くなりますので、その練習も兼ねて「座る時間は座る」というルールを守る練習になるでしょう。
④発想力を鍛える
最初のうちは机の上で何をするかアイディアを提供しますが、そのうち自分のやりたいことを見付け、それをおこなうようになります。
私のいる事業所では、児発の時は床でやっていたブロックやレゴなどを机でやったりしています。内容が同じなだけに興味を持ち取り組みやすいと感じています。
2 まとめ
さて、ここまで「机上プログラムの提案!新1年生への支援」という事で「新1年生への支援」と「机上プログラムのアイディア」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
新1年生を支援する際に意識して取り組みたいことの1つに机上プログラムがあるということ、また机上プログラムとは何なのか、どういった目的があるのかが分かったかと思います。
また、私は過去に「座っていられない子どもの「原因」と「改善法」│コラム」や「座る姿勢は取り組む姿勢?│コラム」や「まずはこれ!座ることの大切さ│療育プログラム」や「活動に参加したくない子どもへの対応│コラム」や「なるほど!早期療育が大切な理由│コラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。