幼少期に身に付けておきたいこと3選│コラム

必要だからと療育を受けさせてるけど…具体的な目標は何なの?

最低限、身に付けておくことって何?

運営者:田中
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具体的な目標は個人差があるので個別支援計画にお任せしますが、本日は私が児発管として現場にいて感じる「最低限身に付けておきたいこと」を3つ紹介していきます。そして、それは早いうちに身に付けておきたいことでもあります。それでは具体的に見ていきましょう。

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1 幼少期に身に付けておきたいこと

幼少期に身に付けておきたいことは「座っていられること」「挨拶出来ること」「愛される人であること」だと考えています。これだけが全てではないのはもちろんなのですが、これが「私が児発管として現場にいる中で常々感じていること」なのです。

なぜそのように考えるのかと言うと、いつも言っているように「療育は未来を見据えておこなうもの」だからです。もっと具体的に言うと、学校を卒業して就労したり、就労支援事業所に通ったり、生活介護や入所という選択肢もあるでしょう。

その中で最低限求められることではなくても「出来ることが望ましい」「出来る方が有利」になってくるからです。それではもっと具体的に見ていきましょう。

1-1 座っていられること

「座っていられる」と一言でいっても、越えるべきハードルはいくつもあります。まずは単純に「今、何をすべきかわかっている」や「指示がきける(ルールを守れる)」ということです。当然分かっていても出来ないのが特性でもありますから「やるべきことが出来ている」という評価に繋がります。

1-2 挨拶出来ること

この「挨拶が出来る」というのはコミュニケーションの基本です。中にはルールとして「挨拶をしましょう」と決まっているところもあれば、面談や作業上の指示をもらう機会もあります。そんな時に笑顔で挨拶が出来るか出来ないかは大きな違いとなってきます。

「ルールだから」というステージから一段上がって、「マナーを守れる」と評価されますし、当事者に接する人は支援者も含めて人間です。「出来てないから」と不当な扱いはしないでしょうが、いい人だとミスも笑って許せたりしますよね。

1-3 愛される人であること

上記でも触れましたが「印象がいい」「可愛いところある」「いい人」「明るい」など、愛されキャラになれるといいですね。しかし、この部分は狙って出来る人は中々いないと思いますので「誠実」「真面目」「頑張り屋さん」など、同じ場で働く仲間として認められることに近いのかもしれません。

例えば全く同じ能力の二人がいたとして、片方は「無口で不愛想」もう片方は「明るくて頑張り屋さん」さて、どちらが採用されるでしょう?

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2 なぜ、早期療育がいいのか

1つは「誤学習する前に身に付けたい」ということです。楽なやり方を覚えてしまうと、修正するのは本当にハードルが上がってしまいます。子どもとしても「せっかく覚えた楽なやり方を我慢して、別のやり方を覚えなおす」のには、必要以上の負荷がかかってしまいます。そして、幼少期の方が吸収が早く、脳が一番発達する時期だからです。

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「幼少期に身に付けておきたいこと3選」いかがだったでしょうか?

 

今回の記事の内容は、明確な定義があるテーマではないので、人によっては「これも必要だ」「いや、これはいらないでしょ?」と意見が割れるかもしれません。しかし、私が現場で身に染みて感じていることなので【コラム】として書かせて頂きました。

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