事業所内インフルエンサーの効果│コラム

運営者:田中
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この記事では「事業所内インフルエンサーの効果」というタイトルのもと、事業所での子どもの接し方について考えていきましょう。

 

「事業所を影で支える友達の力」という記事でも少し触れていますので、そちらも是非ご覧ください。

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1 事業所内インフルエンサー

インフルエンサーと言っても「事業所でやってるブログやインスタでバズる」訳ではありません。子ども同士、同世代だからこそ影響力のある「リーダー的な存在の子どもを作る、ということです。

1-1 事業所内インフルエンサーの作り方

こういう書き方をすると「子どもを型にはめて可哀想」という人がいますが、無理やりやりたくないことをさせる訳ではありません。

私が事業所内インフルエンサーの素質があると思うポイントを整理しておきましょう。

①承認欲求が強い子ども

承認欲求の強い子は「見て欲しい」「褒められたい」と言う思いが強く、上手く褒めてあげることで皆の手本になる事ができます。

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更にみんなの目線を本人に集めることで「もっともっと…」と頑張っていくのが特徴です。

②世話焼きな子ども

必ずクラスに1人はいるのですが「人の事が気になる」「教えてあげたい」気持ちの強い子を指しています。

気をつけなくてはいけないのは「自分のことが出来てないのに、周りに手を出してしまう」という所です。

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スタッフが介入してバランスを取ってあげると、その発信力は事業所内インフルエンサーになれる可能性があります。

③カリスマ性のある子ども

カリスマ性に関しては、天性のものなので事業所内で伸ばすのは中々難しいと思います。

しかし、何故か分からないけど「あの子の周りには常に人が集まる」「ワガママを言っているのに、自然と皆が従う」と言う子は存在します。

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こういう子どもは、本人を良い方向に導いてあげるだけで周りがついてきますね。

④負けず嫌いな子ども

負けず嫌いな子は、なんでも競い1番を取ろうとします。その気持ちを上手く持っていってあげれば、皆が真似するような見本にもなれるでしょう。

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ただこのタイプの子どもは「競走に負けると心が折れやすい」という側面もあるので「競走心を駆り立てるが順位を決めない技術」や「上手くフォローする方法」を知っておくべきでしょう。

1-2 事業所内インフルエンサーの効果

この章の冒頭でも触れていますが、事業所内インフルエンサーは「同世代のお手本」です。

子どもにとっては大人が上からごちゃごちゃ言ってくるよりも分かりやすく、受け入れやすい部分があります。

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ご家庭でも「親から頭ごなしに言われるより、兄の背中を見て学んだ」と言った経験がある方も多いのではないでしょうか?

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2 まとめ

さて、ここまで「事業所内インフルエンサーの効果」ということで、子供に対する接し方やポイントを見てきましたが、いかがだったでしょうか?

私達大人もそうだと思いますが「自信で担える範囲の責任を任された方がやりがいがある」ものではないでしょうか?

そこまでの意識付けはかなり高度だと思うので、無理をして子どもを追い込まない注意は必要ですが、子どもはやっぱり「褒められたい」んですよね。

事業所内インフルエンサーの子どもは褒められて喜び、それを真似した子ども達も褒められて、上手くいけば良い循環が出来てきます。

療育は簡単ではないのでこれだけではないですが、1つの選択肢として覚えていて欲しいと思います。