この記事では、季節がら今何かと話題になっている事業所においてマスクの立ち位置について考えていきたいと思います。
1 事業所におけるマスク
新型コロナ対策としてのマスクの着用について、政府は、2歳以上で就学前の子どもに着用をすすめてきた対応を見直し、着用を一律に求めることはしないとしています。
上記のように、先日発表されましたがどういうことなのでしょうか?もう少し具体的に考えていきたいと思います。
1-1 基本的な対応
基本的な対応として、まず大人は従来通りと考えても良さそうですね。ただし、大人であっても熱中症のリスクなどがあるため「ランニング」「人との十分な距離が取れている」などはマスクを外しても良い流れになっていますね。
加えて「人との距離を確保出来ていなくても、ほとんど話をしていなければマスク不要」という流れもあります。
科学的根拠はないとしながらも、コロナ以外のリスクの事も考えつつバランスを取っていく必要がありそうです。
正直言うと、私も暑い日の通勤などでは、人が近くにいない時は「あごマスク」と使い分けています。
日本では強制されているわけではなく個人の思いやりというかマナーによるところが大きいので「隣人を大切な人」だと思って行動していれば、ある程度は大丈夫だと思っています。
1-2 マスクを外すポイント
やはりここでお伝えしておきたいのは、マスクによるコミュニケーションの弊害です。
マスクで口元や顔が隠れることで「言語」「コミュニケーション力」の発達に影響があるとされています。
熱中症だけでなく発達にも影響があるとしたら、少し考えものですよね。
私も事業所内でのマスクについては少しずつ考え方が変わってきています。
換気が出来ている事が前提ですが、少し距離を置いていればマスクを外してもそこまでうるさく言わなくなりました。
2 まとめ
さて、ここまで「事業所内におけるマスクの立ち位置」を考えてきましたが、いかがだったでしょうか?
日々、研究や調査がおこなわれていて情報はアップデートされていますので、私達もそれに対応する必要があります。
正しい情報を集めて現場に落とし込んでいくのは、ある意味事業所の責任だと考えています。また情報があり過ぎるからこそ何が正しいのか分からない側面もありますが、事業所として1つの方向性を決めるべきでしょう。
またそれに伴って、子どもにも「お約束の更新」という形でルールが変わったことを明確に伝えていく必要があります。
それもまた療育だと考えて、問題の1つひとつの問題に丁寧に向き合っていきたいですね。