戦いごっこは止めるべき?│コラム

運営者:田中
運営者:田中

この記事では「戦いごっこは止めるべき?」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。

 

是非、最後までお読みください。

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1 戦いごっこは止めるべき?

この章では「戦いごっこは止めるべき?」というテーマを「戦いごっこのメリット」と「戦いごっこの取り扱い」という項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 戦いごっこのメリット

戦いごっこは有りだと思うか、無しだと思うかとアンケートをとると2つに割れるのではないかな?と思うようなテーマですが、私は一応「有り」だと思っています。デメリットはすぐに思いつくと思うのであえてここでは深堀しませんが、メリットなんてあるの?と思われた方もいるのではないでしょうか。

私はメリットの1つに想像力を挙げておきたいと思います。それは女の子でいうおままごとと少し似ているかもしれませんが、実際に無いものを想像する力だったり、この後どうなるかなどの先の展開を予測する力が身につくことが期待されます。

またキャラクターを真似る事によって、記憶を遡り思い出したりする引き出しを開ける作業がスムーズに出来るようになればと期待しています。

真似ることについては過去にも「真似ることは学びの近道│療育のお仕事」という関連記事を書いていますので、ぜひ併せてお読みください。

1-2 戦いごっこの取り扱い

しかし、やりたい放題にやらせていたら思い描いたデメリットが現実のものとなるのは火を見るより明らかです。療育ラボを愛読して下さっている方はピンと来たかもしれませんが、ここでも必要となるのはルールです。

「人が嫌がること(痛いこと)はしない」「走らない」「チクチク言葉は使わない」など、多少制限してもその制約の中で設定を作り、子ども達は遊んでいます。子どものためになるから、子どもがやりたがってるから、楽しませないと、となんとなく責任転嫁している支援者が多いと感じることがあり、ダメなものはダメと説明が出来て、それでも子どもが楽しめるような工夫が出来る支援者でありたいですね。

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2 まとめ

さて、ここまで「戦いごっこは止めるべき?」という事で「戦いごっこのメリット」と「戦いごっこの取り扱い」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?

戦いごっこには想像力を高めたり、先を読む力が成長する期待が持て、戦いごっこは取り扱い方さえ考えれば決して悪いことでは無いというのが分かったかと思います。

また、今回も記事中にて関連記事を紹介していますので併せてお読み頂き、是非参考に日々の生活や療育にお役立てください。