落ち着いて!その1歩前で気付こう│コラム

運営者:田中
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この記事では「落ち着いて!その1歩前で気付こう」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。

 

日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。

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1 落ち着いて!その1歩前で気付こう

この章では「落ち着いて!その1歩前で気付こう」というテーマを「予測と見極め」と「事前に対処する意味」という項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 予測と見極め

私自身の経験や考えでは子どもが何か問題行動やパニックなどいつもと違うことをする場合、何らかの前兆があるものだと考えています。それは本人の表情や行動の変化であったり、天気や時間帯など環境によるものかも知れません。

私たち支援者はただボーッと子ども達と遊んでいるのではなく、あらゆる事象を総合して予測をし見極めていく必要があります。しかし、これは意識していないと中々毎回できるものではありません。なのでまずはこの事を頭に入れ、支援中に考えることから始めてみる必要があると思います。

私はこの児発管という仕事を始めてからずっと、スタッフを見て育成してきていますが本当に頭をフル回転させて子どもと向き合っているスタッフは本当に少ないのが現状です。

運営者:田中
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総合的に予測し「〇〇の時はこう、△△のときはこうしよう」などと、頭の中で考えつつ、その場の状況に臨機応変に対応出来るような支援者になりたいですね。

1-2 事前に対処する意味

それでは子どもと遊んでいるだけなのに、なぜそんなに頭を使わなくてはいけないの?と思われる方もいらっしゃると思うので説明しておきます。

事前に予測し対処することによりリスクを回避し安全を確保したり、いざと言う時に焦ったりテンパる事が減り落ち着いてスピーディに行動できるようになるからです。

以前にも事前の準備の大切さを記事にしていますが、これこそが「事前の準備」の筆頭だと思っています。まさに備えあれば憂いなし、転ばぬ先の杖といった所でしょうか。事前の準備をすることは仕事が円滑に回るだけでなく、子ども達の安全にも繋がる事だったんですね。

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まさに一挙両得な方法なので、是非皆様も今日から意識して見て欲しいと思います。

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2 まとめ

さて、ここまで「落ち着いて!その1歩前で気付こう」という事で「予測と見極め」と「事前に対処する意味」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?

あらゆる事象を総合的に予測し、頭の中で対処法をいくつか練っておくことが事前の準備の筆頭だということ、またそれは従業員の効率のためだけでなく、子どもの安心・安全に繋がるとても重要なことなのが分かったかと思います。

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また私は過去に「事前の準備は余裕を生む│コラム」や「土台無くして発展はない│コラム」や「2~3手先を考えて動く重要性│コラム」や「意識の低さは視野の狭さ│コラム」や「注意!「流し療育」をしてませんか?│コラム」といった関連記事を書いています。違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。

事前の準備は余裕を生む│コラム
この記事では「事前の準備は余裕を産む」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に「事前の準備とは」と「余裕を持って行動しよう」という項目に分けて記事にまとめています。仕事や療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。

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この記事では「土台無くして発展はない」と言う事で、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に「土台の安定」と「事業所に求められる土台」という項目に分けて記事にまとめています。安定した土台があるからこそ養育をおこなえる場所があることを思い出して下さい。

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この記事では「2~3手先を考えて動く重要性」と言う事で、過去記事の「計画性のある早めの声掛け」にも通ずる部分を「2~3手先を考えて動く重要性」というテーマを「先読みするメリット」と「先読み出来るスタッフの価値」という項目に分けて記事にまとめています。

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この記事では「意識の低さは視野の狭さ」という事で、「視野が狭くなる理由」と「改善すべきポイント」という部分にフォーカスして、私の現場での経験を交えて具体的に考えていきたいと思います。視野が狭くなりがちなスタッフの改善すべきポイント等をまとめています。

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