短時間療育のスケジュール管理│コラム

運営者:田中
運営者:田中

今現在「1時間の個別指導」のような短時間の療育をおこなっている事業所も多いのではないでしょうか?

 

今回は短時間療育のスケジュール管理について考えていきましょう。

 

今後2類型になることでどのようになっていくのか、具体的なことは分かっていませんが、2類型については下記のリンクを参照ください。

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1 スケジュール管理

この章ではスケジュール管理について考えていきますが、特に短時間療育の時間割について考えていきましょう。

1-1 事業所の方針を固めておく

私は、目先の利益に翻弄されずに事業所の方針を貫くことが大切だと考えています。言い換えると、価値観というか事業所の方針を決めてブレない事が大切だと考えています。

例えば、送迎をやると人員のやりくりが難しいのに「送迎があるなら利用します」という、甘い言葉に負けてしまうとスケジュール自体が崩壊してしまいます。

それでは本末転倒で、せっかく良い療育をおこなえる人材と設備があっても、人材を上手く回せない、会社が存続出来なかった…では、療育はおこなえません。

1-2 両輪のバランスが大切

たまたまかも知れませんが、福祉の世界にいるとよく「車の例え」を聞きます。

左右の車輪を「経営」と「福祉」と考えて、どちらか一方しか回っていなかったり、回転数が違うと真っ直ぐ進めないよね、というものです。

その考えをスケジュール管理にも活かした方が良くて、経営を重視しすぎて予定を詰め込みすぎたり、出来ない送迎を引き受けては破綻してしまいますし、逆に「福祉だから」と、利益度外視で「一日5人限定です!」なんてことをしても破綻してしまいますよね。

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2 まとめ

さて、ここまでスケジュール管理の基本的な考え方についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?

具体的なスケジュール管理の方法は環境や状況によって色々なので、各事業所で考えて頂く必要はありますが、基本的な考え方やポイントは抑えられたのではないでしょうか?

スケジュール管理は利用児童の療育やスタッフの士気にも直結することですし、この方針を間違えてしまうと事業所自体が崩壊してしまいます。

子ども達に良い療育を届けていけるように、スケジュール管理を見直していきましょう。