この記事では「小さなルールこそ守るべき」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 小さなルールこそ守るべき
この章では「小さなルールこそ守るべき」というテーマを「小さなルールとは」と「小事に不忠実な者は大事にも不忠実」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 小さなルールとは
小さなルールというのは、恐らく皆様が想像した通りで間違っていないと思います。小さなルールは大きなルールとも繋がっていて、小さなルールを守る習慣がないと「大きなルールを守る術が分からない」「心構えが出来ていない」といった状態になりかねません。この部分については、次項目でもう少し深掘りしていきたいと思います。
そして、小さなルールを守らなくていいとした場合、それが誤学習に繋がる可能性が高いというのを覚えていて欲しいと思います。この項目の最後として、事例を一つ載せておきますので皆様も考えてみて下さい。
事例
ある家族で自営業をおこなっているご家庭で、お母様は療育に熱心で小さなルールも守るように子育てに取り入れていましたが、おばあちゃんは「この方が静かになるから」「だってこっちの方が楽しいから」とその時々の感情を優先してルールを曲げてしまいます。
その結果、その児童は何か要望がある時はおばあちゃんに言い、時にはその場でグズり、なんでも要求が通る環境を作ってしまいました。
お母様が頑張っていたことが打ち消されてしまっていて、本人の将来を見据えているとも言えないこの状況…皆様どう考えるでしょうか?
1-2 小事に不忠実な者は大事にも不忠実
なぜ小さなルールを守らなければならないのかというと、前項目でも少しかいて、この項目のタイトルにあるように「小さな事が出来ない人は大きな事も出来ない」という事です。私は学生時代にキリスト教の学校に通っており、そこで聖書に触れる機会がありました。その聖書の中の一句であり、今は教会にも言ってないし聖書も開きませんが、今でもすごく覚えている言葉です。
聖書に書いてあるから正しいんだ!なんて言うつもりはありませんが、実際に自身の経験則からもそれを感じます。先述したように「大きなルールを守る術が分からない」といった個人の感覚も当然ありますが、ここで敢えて言いたいことは「周囲の目」です。もっと分かりやすく言うと、日々の積み重ねを周囲は見ているので信用されないという事です。そうなってくるとチャンスも減るし、せっかくチャンスを得ても障壁が立ち並ぶことにもなりかねません。
小さな実力があったとしても小さなルールに不誠実だと発揮する場所を得られないというのは非常に勿体ないですね。
2 まとめ
さて、ここまで「小さなルールこそ守るべき」という事で「小さなルールとは」と「小事に不忠実な者は大事にも不忠実」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
小さなルールとはなんなのか、なぜ守らなくてはいけないのか…そこには「誤学習」や「チャンスを失う」「信用」などと言ったキーワードが見えてきましたね。皆様も是非、そういった別の角度からも療育を考えて見てください。
また、過去記事の中にも参考になる記事がいくつもありますので興味のあるものを開いてみてください!