この記事では「成功体験は誰でも出来る」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
是非、最後までお読みください。
1 成功体験は誰でも出来る
この章では「成功体験は誰でも出来る」というテーマを「成功のレベル」と「成功体験の活かし方」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 成功のレベル
「成功体験を積ませる」というと、大々的で仰々しい感じがして難しく感じたり、ある程度レベルの高い子の領域だと感じてしまう人もいるかと思います。ただ今回の記事はそういった難しい話ではなく、誰にでも出来る成功体験であり、それこそが成功体験の意味だと思う内容となっています。
「成功体験を積む」ということを分解して考えてみると、まず「出来ることの最大値に近いことをクリアする」ということ、それを「般化する事で当たり前にし、もう一歩先に進む」ということになるかと思います。つまり、他人や常識、平均値と比べるのではなく、あくまでも自分の能力や伸び代を見ていく事が大切になります。
例えばトランポリンを一緒に数回飛んだ後に「もう1回」と伝え、もう一度トランポリンを飛ぶ事が出来た!これは立派な成功体験だと思いませんか?
1-2 成功体験の活かし方
やはり成功体験の1番のメリットは「もう一度やってみたい」というモチベーションを生み出すことではないかと思います。と、同時に自己肯定感を高め、自信を持つことが期待できます。
その心理を上手く突くことで、子どもを奮起させたり、集中させるような声掛けが出来たり、より子どもの心理に近づくことが出来るのではないかと思っています。
子どもは純粋で、ある意味単純でもあります。支援者の気の持ちよう、表情、声のトーン、言葉のチョイスなどで、子どものやる気や期待感は大きく変わってきます。
それらを組み合わせて、その子どもにとって最適な声掛けを見つけていくことが第一歩かもしれませんね。
2 まとめ
さて、ここまで「成功体験は誰でも出来る」という事で「成功のレベル」と「成功体験の活かし方」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
成功のレベルは人それぞれであって誰にでも成功体験は積めること、そしてその成功体験をどのような場面で活かしていくかのヒントが分かったかと思います。
私は過去に「出来た!を増やす支援│療育プログラム」という記事を書いています。こちらも今回の関連記事となっていて、また少し違った角度から「成功体験」について書いています。併せてお読みになると、より分かりやすく理解出来ると思いますので、是非参考にして下さい。