この記事では「必見!褒め過ぎるってことはない!?」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 必見!褒め過ぎるってことはない!?
この章では「必見!褒め過ぎるってことはない!?」というテーマを「褒め過ぎとこだわり」と「達成感がカギになる」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 褒め過ぎとこだわり
皆様は「子どもは褒めた方がいい」という話はよく聞くと思います。それは「自己肯定感を上げる」だったり、「モチベーションを上げる」事に役立つからですね。しかし子どもを褒めるということを実践し始めの方は「褒めることが癖にならないかな」「褒められないと何もしない子にならないかな」といった疑問を持たれる方もいるかと思います。
この疑問を抱いた方は、ただ何となく行動してるのではなく考えて行動されているんだな、と感心してしまいます。私自身がこの疑問に対して考えることは「子どもを褒め過ぎてマイナスなことはない」ということです。逆に子ども自身が「もっと褒めて!」と感じているということは、上手に褒められていると考えることが出来ます。
子どもを褒める際に「飴(ご褒美)」を使うこともあるかと思いますが、飴に対してこだわりを持ちすぎる場合は少し飴のレベルを落とすか、そこに執着しすぎないように渡してすぐ次のプログラムに移る必要はあるかもしれません。それは褒められる事へのこだわりではなく、ものに対するこだわりだからです。
ではもう1つの問題である「褒められないと何もしない子にならないか」ということに関して、次項目でもう少し深く考えていきたいと思います。
1-2 達成感がカギになる
子どもを褒めすぎると「褒めないと何もしない子になるのではないか」という疑問に答えていきたいと思うのですが、この項目のテーマにもしていますが「達成感」がカギとなってくると考えています。
もう少し分かりやすく言うと、最初のうちは子どもは褒められるために行動します。それは「褒められる」という飴を求めているからです。この時点だと上記のような疑問点が出てくると思うのですが、これを繰り返していると子どもも少しずつ成長し、取りくでいること自体に出来ることが増えてきます。そうすると何が起きるかというと、子どもは出来たということに「達成感」を得るようになります。
それは他人から褒めてもらうという「飴」を貰うのではなく、自分自身で満足出来るようになるんです。自分自身で達成感を得られるようになったり、簡単に出来るようになったり、他人に教えられるようになったりすることで「褒められなくても出来る子」「自分からやりたくなる子」になるんです。それには最初のきっかけである「褒める」という過程が必要になるケースが非常に多いと考えられます。
子どもの成長や能力を信じて、褒めて褒めて褒め抜いて欲しいと思います。
2 まとめ
さて、ここまで「必見!褒め過ぎるってことはない!?」という事で「褒め過ぎとこだわり」と「達成感がカギになる」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
子どもを褒めすぎることに不安や疑問を感じている方もいるかと思いますが、子どもは褒め過ぎて悪いことは1つもなく、寧ろ「取り組む」事へのきっかけとなりモチベーションになっていくこと、そしていつしか達成感が芽生え「褒められなくても出来る」ようになっていくといった成長過程も分かったかと思います。
また、私は過去に「子どもを輝かせる場所│コラム」や「積み重ねることの大切さ│コラム」や「良い所を伸ばす療育│コラム」や「成功体験は誰でも出来る│コラム」や「自信を持てる環境での強さ│コラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。