この記事では「忘れることは誰にでもある」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 忘れることは誰にでもある
この章では「忘れることは誰にでもある」というテーマを「人は完璧ではない」と「忘れることを前提に」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 人は完璧ではない
私の考えではどんなに仕事が出来る人でも、どんなに落ち度がないように見えても、完璧な人はいないと考えています。どんなに能力があってポテンシャルが高くても「つい、うっかり」なんて事もあるでしょう。また、忙しさや疲れ、加齢など様々な要因から「物忘れ」が増えてしまう事もあるでしょう。
ただ、完璧でないからそれでいいのか?と言われるとそうではありません。向上心を持って高い目標に向かうことで成長するし、安定したパフォーマンスを維持できているのだと考えています。
さて、人が完璧ではないことが分かってきたところで、ただがむしゃらに高い目標に向けてガシガシ上に昇っていかなくてはならないのか…「みんなが皆そんなモチベーションじゃないよ」という方もいると思います。私自身もそれは実感している所なので、人によって違っても良いと思います。ただ、周囲に迷惑をかけない、責任を持つということは忘れてはいけませんね。
次項目では、そんな「忘れる」ことを前提として出来ることを具体的に見ていきましょう。
1-2 忘れることを前提に
完璧に見える人はどうしてミスや忘れが少ないのか、どうしたらそのようになれるのか、人それぞれ考え方やアイディアはあると思いますが、この項目では私なりのやり方のヒントを少し紹介してみたいと思います。そのヒントとは「思い出すきっかけ作りをする」という事です。私は自身の能力やポテンシャルを良い意味で謙虚に考えていて、つまり忘れることを前提に考えています。
例えば集団で子ども達を見守りながら3~4回送迎にで当たり入ったりしなくてはならない、となるとどうしても「あ、ヤバい」となってしまうことがあります。そこで私はタイマーをかけ10分前には必ず気付くようにしています。また、送迎だけに限らず1日のスケジュールをタスクに落とし、それをおこなう時間にタイマーをかけ、タイマーが鳴ったらタスクを確認する癖をつけても良いでしょう。
環境や状況的にタイマーをかけることに抵抗があったり難しいこともあるとは思いますが、ポイントなのは「自分は忘れる可能性がある」と認識して行動しているかどうかという事です。
それ以降の具体的な方法は自身が気付けばなんでもいいんです。
2 まとめ
さて、ここまで「忘れることは誰にでもある」という事で「人は完璧ではない」と「忘れることを前提に」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
どんなに出来る人でも完璧な人はおらず、状況が整えば誰にでも「物忘れ」の可能性はあり「うっかり」してしまう可能性があるということ、その「自分は忘れる可能性がある」という認識をした上で向上心を持って行動できるかどうかが大きな分岐点になっている事が分かったかと思います。
また、私は過去に「行動のしわ寄せの先を考えよう│療育のお仕事」や「困ったら助け合うのがチームワーク│コラム」といった関連記事を書いています。違った角度から読める関連記事を併わせて読むことで、更に理解が深まるので、リンクから是非お読みください。