行動のしわ寄せの先を考えよう│療育のお仕事

運営者:田中
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この記事では「行動のしわ寄せの先を考えよう」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。

 

日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。

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1 行動のしわ寄せの先を考えよう

この章では「行動のしわ寄せの先を考えよう」というテーマを「行動は繋がっている」と「普段から考えておきたいこと」という項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 行動は繋がっている

私の記事をお読みになって下さっている方は分かると思いますが、私は常々「療育にはチームワークが重要」だと書いてきました。チームワークと一言で言うと「協力して良いプログラムを作る」など、良いものを生み出すイメージを持たれる方が多いと感じています。それも間違いではなくチームワークの1つであることには変わりないのですが「何かあった時に助け合う」と言うことも忘れてはいけません。

上司や先輩がアドバイスをしたり、手を差し伸べるのは立場的にも適当だと思いますが、本来は自分が助けてあげるべき後輩やパートさんにしわ寄せがいくこともあります。「子どもがコロナにかかってしまい出勤出来ない」や「送迎中に交通事故を起こしてしまい暫く待機せざるを得ない」など、自分の身に何かあった場合はチームに影響があり、誰かが補っている事が多いんですよね。

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それも含めて「チームワーク」だと私は考えていますし、だからと言って恩を着せるつもりもありません。

 

では、どのように捉えて、どういうマインドでいるべきなのか、次項目ではその辺を詳しく見ていきましょう。

1-2 普段から考えておきたいこと

私がこのテーマで1番お伝えしたいことは「お互い様」だと言うことです。人間は完璧ではないし、同じチームで仕事をしていれば、必ず助けて貰うことがあるはずです。だからこそ思うんですが「どうせいつか助けてもらうんだから、普段から協力しよう」と。自分は自分の都合ばかり口にして、権利だなんだと言うのに、何かあった時は「しょうがないんだから協力してください」というのは如何なものでしょうか?

私自身も何かあれば助け合うのがチームワークだと言ってきていますが、相互関係というか、お互いがそう思ってお互いが思いやることが大切なんだと考えているわけです。義務を果たさず権利だけ主張したり、協力はしないのに助けを乞うのは、権利はあるし助けられるべきでしょうがチームワークと呼んでいいのか分かりません。やはり、どこか謙虚な気持ちを持って「助けてもらう前に助けなきゃ」くらいのモチベーションでいて欲しいと思います。

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私は過去に「自己犠牲と権利│コラム」という関連記事を書いています。この記事を書いた時にも賛否あり色々なご意見を頂きました。賛否あるからこそ、是非お読み下さり参考にして頂けたらと思います。

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2 まとめ

さて、ここまで「行動のしわ寄せの先を考えよう」という事で「行動は繋がっている」と「普段から考えておきたいこと」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?

行動は繋がっていて必ずチーム内に影響が来るもので、特に自信にネガティブなことが起こった場合はしわ寄せがチームメイトにいっている可能性があること、そして一緒に働いていれば必ず助けられることがあるし、権利や助けだけを求めるのではなく「協力して助け合う」事が大切なんだと言うことが分かったかと思います。

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また、チームに限らず保護者様や利用児童にも内容は伝わってなくてもしわ寄せがいっている可能性があることすらも考えて、謙虚な姿勢で働けるといいなと思います。