この記事では「子どもを輝かせる場所」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 子どもを輝かせる場所
この章では「子どもを輝かせる場所」というテーマを「輝ける場所を作ろう」と「輝くことの意味」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 輝ける場所を作ろう
子どもにとって輝ける場所というのはどういう場所でしょうか。輝けるというと「全員が主役になる」といったイメージを持たれるかもしれませんが、私はそのようには考えていません。子ども一人一人に特性や性格の違いがあり、その子にあった場所があると思っています。
それはつまり「適材適所」ということになるかと思います。その子自身の長所が活かせ、引き立つような場所がその子にとって輝ける場所となるのではないでしょうか?
輝ける場所を作るには、子ども達の特性や長所を理解している事が大切になってくるでしょう。そして、いつも書いているように子ども達の自己肯定感やモチベーションを上げられるように、気付き、認め、褒める事が大切となります。
やはり成長出来る支援のキーポイントは「褒め」になってきますね。
1-2 輝くことの意味
前項目の最後にも書きましたが、輝ける場所にいるということは、みんなから自分の良いところに気付いて貰え、認めてもらい、褒められるということで、子ども達の承認欲求が満されるでしょう。そのことにより子ども達は自信を持ち、安心して自身の居場所だと思えるでしょう。
今までは事業所内で認められ、褒められる経験から「自分はこれでいいんだ!」と思えていた所を、輝くという成功体験を積み重ねていくことで、子ども達自信が自発的に自分に自信を持てるようになり、事業所の外でも自信を持って行動することが出来るようになると期待できます。
子ども達が輝ける場所は大人が作れると思っているし、それを提供することが療育の1つの重要な意味になるのではないでしょうか?
2 まとめ
さて、ここまで「子どもを輝かせる場所」という事で「輝ける場所を作ろう」と「輝くことの意味」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
子ども達が輝ける場所とは適材適所で、子ども自身の長所や特性が活かせる場所であること、そしてそれは周囲の環境を整えることで提供出来るということ、また輝くことを積み重ねていくことで自信に繋がり、事業所や家の外での言動も変化していけるということが分かったかと思います。
また私は過去に「良い所を伸ばす療育│コラム」や「成功体験は誰でも出来る│コラム」や「自信を持てる環境での強さ│コラム」や「子どもの潜在能力を信じる支援│コラム」といった関連記事を書いています。違った角度から関連する記事を読むことで、理解が深まると思いますので、是非リンクからお読み下さい。