新感覚!?相手に触れてはいけない相撲│療育プログラム

毎日の療育プログラムのアイディアが尽きた
怪我しないか心配で…
運営者:田中
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状況は様々ですが、上記のようなお悩みはよく耳にしています。今回も数あるプログラムの中から、1つ紹介していこうと思います。

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1 文字あて相撲

ゲーム名だけでは想像が付きにくいですよね。タイトルにもあるように相手には触れずに、文字を当てるゲームです。
これが意外と難しく、俊敏さや攻守の切り替えなどの駆け引きも必要なんです。具体的にみていきましょう。

1-1 準備

①A4サイズの紙を人数分
②色鉛筆など
③大人が描いた絵
④クリップ
⑤ビニールテープ

1-2 ルール

それではルールを注意点を交えつつ紹介していきます。
ケガや事故に繋がらないように、十分に注意しておこないましょう。

①土俵をビニールテープ等で作る

運営者:田中
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単純に動ける範囲を特定したいだけなので、滑らないマットなど、視覚的に分かれば問題ありません。

②子ども達に紙を配り、好きな絵を描いてもらう ※出来たら色つきが望ましい

運営者:田中
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この時に描いてる絵を子ども同士で見ないように工夫しましょう。
また、子どもの特性により絵を完成させるのに時間がかかる場合は、塗り絵にしたり、大人が絵を用意してもいいでしょう。
絵の裏に小さく絵のタイトルを書いておくと、判定の際に勝負の公平さが保たれます

③大人が絵を回収後、対戦相手を土俵に呼び、子ども同士を背中合わせにして クリップ等で背中に絵を付ける

運営者:田中
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この時に子どもが相手の絵を見ないように十分な注意が必要です。
また、テープ類だと激しく動いた際に髪が落ちてしまって台無し…ということが何度もありましたので工夫が必要です。
※そんな時のために絵を余分に用意しておく方がいいでしょう。

④制限時間と注意点を発表して試合開始

運営者:田中
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制限時間は予め決めておきます1~2分でしょうか。
土俵際を背にして動かなかったり、積極的にゲームに参加してない場合は、審判が中央に戻す、相手に触れたら警告など「柔道の審判のような動き」をイメージしてください。

⑤勝敗の付け方

運営者:田中
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対戦相手の絵柄が分かったら、挙手をし動きを止めて発表します。
正解したら勝ち、不正解の場合は試合続行とします。
このゲームは身長が高い方が有利なので身長差は気をつけたいですね。どうしても身長差が出る場合は絵を難しくしたり調整しましょう。また、観戦の仕方にもルールを決め「声を出さないで応援」など、観客からの「答えバレ」は防ぎましょう。「待つ時間」を意図的に作ることもSSTになります。
どのゲームにも共通しますが、トーナメント表を作って、視覚化する事により順番を待てるようになったり、対戦相手のバランスに大幅に差ができることも避けられます。敗者復活戦なども子どもは喜びますよね。
絵を描く時間がなくても、絵カードを使ったり、漢字一文字にしたり、簡単な計算式を書いておくなど、色んなアレンジができ汎用性の高いゲームです。「子どもの特性」とよく向き合ってアレンジしましょう。
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