この記事では「みんなどうする?マスクの声かけ」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 みんなどうする?マスクの声かけ
この章では「みんなどうする?マスクの声かけ」というテーマを「個人の判断とは」と「対応のヒント」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 個人の判断とは
2023年3月13日より屋内でもマスクの着用は個人の判断となりました。今回はそれに伴い私が感じている難しさなどを書いてみようと思っています。
①高齢者等施設
こういった決め事がある時、児童の発達支援の事業所もこの「高齢者等施設」に分類されるのですが、国は高齢者等施設ではマスクの着用を推奨するとなっています。
②個人とは
発達支援をおこなっているような事業所では、個人=子どもの判断ではなく背景にある保護者様の意向がある事を忘れてはいけません。
③周囲からの訴え
一緒に遊んでいるお友達から「マスクをして欲しい」と訴えがあったときに、うまく説明ができずトラブルになりかけたことがありました。
マスク着用に関して、代表的な3つを挙げてみたのですが皆様はこういった事が原因でトラブルになったことはありませんでしたか?
では私がそういった時に、どう対応すればいいと考えているのかを次項目で書いていきたいと思います。
1-2 対応のヒント
まず高齢者等施設に関してですが、私はそこまで強くマスク着用を促すことはしていません。あくまでも個人の判断、しかし責任感を持った個人の判断ということにしています。1日の利用者やスタッフが何十人もいる訳ではないので、現状はそれで様子を見ています。
個人については、家からマスクをしてきているのであればその子に関しては「マスク付けなくていいの?」と言った程度の声掛けはしています。先日、新人スタッフが「マスク取っちゃいな?」と言った声かけをしていたので、こういった話をしたのを覚えています。
周囲からの訴えに関しては状況を見て判断することにしており、マスクをしていない子がよく喋る子だったりすると「自分は良くても周りのことも考えないと」という話をしますし、訴えた側がマスクの着用にこだわっているだけならまた別の対応があると思います。
何か方針が変わる時はどうしても臨機応変になりがちなのですが、事業所の中で見本となれるような存在がいることで、より分かりやすくなると思います。
2 まとめ
さて、ここまで「みんなどうする?マスクの声かけ」という事で「個人の判断とは」と「対応のヒント」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
マスク着用が個人の判断になったことで起きがちなトラブルの原因や、またそれについての私の考え方などが分かったのではないでしょうか。
また、私は過去に「事業所でマスクを外す?外さない?│コラム」や「保護者様の満足度!子どもの満足度と比例してる?│コラム」や「支援の転換と保護者説明│療育のお仕事」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。