この記事では「保護者様の満足度！子どもの満足度と比例してる？」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
１ 保護者様の満足度！子どもの満足度と比例してる？
この章では「保護者様の満足度！子どもの満足度と比例してる？」というテーマを「子どもの満足度」と「保護者様の満足度」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 子どもの満足度
事業所を運営したり、療育のお仕事に従事していると「満足度」が気になって来るかと思います。子どもに取って満足度の高い事業所というのはどういった事業所なのでしょうか。
①やりたい事を出来る
これを安易に捉えて「ゲーム持ち込み可」や「絶対に怒らない」など、子どものご機嫌をとってたくさんの王様を生み出してしまう事業所もありますが、子ども達の将来を見すえて未来に繋がる支援をしたいですね。
②居場所がある
例えば「小さなことでも頑張ったことを見落とさないで褒めて貰える」だったり「寂しさを感じない」など、自分からここにいたい！と思うことが出来るのが良い事業所だと思います。
もっと掘り下げると沢山あるのですが、今回のテーマは保護者様の満足度との比較となっていますので、次項目で保護者様の満足度について考えていきましょう。
1-2 保護者様の満足度
前項目では子どもがどのような事業所で満足を得られるのかを考えて見ましたが、保護者様はどの辺を見ているのでしょうか。
①変化が見られる
少しでも成長した部分や子どもの行動が変わってくると、保護者様は「自分の判断は間違ってなかったんだ」と感じることが出来ます。保護者様も数ある事業所の中で「大丈夫かな？」という不安が少しはあるものです。
②子どもの満足度
この部分は何度も記事にしているのでお読み下さった方もいるかと思います。もちろん子どもの満足度やモチベーションは大切でそれが成長に繋がるのですが、前項目でも書いたように「間違った解釈で子どもの満足度を上げ、それを見て間違った解釈で保護者様も満足している」という負の連鎖があるのも事実です。
結果は総合的に見るべきであり、子どもの満足度はやはり1項目に過ぎないということを理解して頂きたいと思います。
子どもは将来のことまで考えて事業所に通えていませんので、子どものせいにするのではなく、保護者様が責任を持って判断して頂きたいと思っています。
２ まとめ
さて、ここまで「保護者様の満足度！子どもの満足度と比例してる？」という事で「子どもの満足度」と「保護者様の満足度」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか？
子どもは好きなことや楽しいことに満足感を得やすく、それが必ずしも将来のためになるとは限らないこと、また保護者様も成長などの変化を見ている部分と子どもの満足度をみて満足しているパターンがある、というのが分かったかと思います。保護者様が子どもの満足度だけを見てしまう場合、間違った解釈により負の連鎖が起きてしまう可能性がある事も分かったかと思います。
また、私は過去に「落ち着ける場所、それは変わらないこと│コラム」や「子どもを輝かせる場所│コラム」や「子どもに先の話をしてあげよう│コラム」や「厳しさと優しさと甘さ│コラム」や「子どもを王様にしてはいけない理由│コラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。
