【リライト】児発管の必須書類~改・アセスメントシート~│療育のお仕事

 

※この記事は25/06/24にリライトし、新しいアセスメントシートを公開しています!

面談に慣れてなくてアセスメントで何を聞いたらいいか分からない。
面談の時に話がまとまらない。

運営者:田中
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上記のようなお悩みをお持ちの児発管の方、また児発管候補の方に私が普段から使っている、改・アセスメントシートのご紹介をさせて頂きます。また、個別支援計画作成の補助ツールも同時に公開しております。

 

また、保護者様もセルフチェックする事で客観的に我が子を見たり、学校や事業所に持参することも可能です。

 

ここでご紹介する資料は記事下のリンクより無料でダウンロードしてご使用頂けますので、是非最後までお読みください。

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1 アセスメントとは

そもそもアセスメントって何?という事からお話します。

アセスメントとは「評価する事」なので、評価するための補助的な意味合いと記録を兼ねている書類、と認識して頂いて問題ないかと思います。

1-1 アセスメントのポイント

正直、アセスメントの方法は十人十色で1つの決まったやり方はありません。

ご自身のやりやすい方法で構わないのですが、ポイントだけ抑えていきましょう。

①子どもを見る

当たり前だと思われると思いますが、保護者様の中には「子どもは連れていかなくていいですか?」など「子ども自身は訴えないから不要」と考える方もいらっしゃいます。

保護者様からの情報は勿論ベースとなりますが、保護者様も「親の立場」だったり「人間」なので、色眼鏡で見てしまう可能性があります。

運営者:田中
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第三者の客観的な目線も必要なので、必ず自身の目で見て、面談中も他のスタッフに関わって貰いましょう。

②記録を取る

記録なので「後で見返すため」という意味合いが強いのですが、話の整理をするのにとても良いです。

私もそうですが話しているうちに、今話していることで頭がいっぱいになってしまい「先のことが飛んでしまう」という、いわゆる「頭真っ白」になってしまいます。

そこで私は「アセスメントシートを評価欄とエピソード欄にわけ、保護者様に一部記入して貰いながら話を聞き、最後に追記する」という形を取る事が多いです。

運営者:田中
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保護者様の状況などは加味して、こちらで話を聞きつつ書くパターンもあるのですが、私の経験上だと書いて貰うことで保護者様もポイントを抑えて話やすそうな方も多く、状況により使い分けています。

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2 アセスメントシート

この1枚で最低限の情報が得られるように、上段には就学状況や学校や家での様子を書く欄があります。

また前章でも書いているように、このアセスメントシートのメインは評価欄とエピソード欄に分けてあります。

2-1 アセスメントシート活用のポイント

それでは具体的にアセスメントシートの使い方やポイントを見ていきましょう。

①書いて貰いながら話をする

話過ぎても書けないし、黙って書いて貰ってても面談の意味がないので「〇〇なんですね、学校で具体的なトラブルとかありましたか?」など、相づちを入れて話を膨らませるイメージです。

運営者:田中
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保護者様もどこまで言うべきか迷っています。「なんでも言って良いんですよ!」というスタンスが安心感を生むと思います。

②敢えて保護者様の主観で書いて貰う

これは冒頭でもお伝えしたように、誰しもが色眼鏡を持っている可能性があるので、その情報も欲しいという所でもあります。

もっと簡単に言うと「お母様からはこんな風に見えてるんだ」というのが分かる、と言うことです。

それと同時に「モニタリングの際に保護者様自身の振り返りが出来る」というメリットがあります。

運営者:田中
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半年後のモニタリングの際にも同じアセスメントシートを書いて頂き、その中で「評価欄に〇が増えている」事を実感して頂けると思っています。

③個別支援計画作成補助ツールとのリンク

ここでいう個別支援計画作成補助ツールとは、以下の資料になります。
 ・一覧表(アセス連携)
 ・5領域(例)

上記の資料の説明をさせて頂きます。

【一覧表(アセス連携)】
 改・アセスメントシートの項目と連携しており、アセスメントシート内の項目に寄り添った目標や支援内容の例が18通り×2パターン記述されています。

【5領域(例)】 
 こちらは改・アセスメントシートの項目とは関係なく、5領域に特化した目標や支援内容の例を各領域ごとに50通り記述されています。

これらの例を基に、個別支援計画を作成することでクオリティを底上げしつつ、個別支援計画作成の負担を軽減できる、本当のお役立ちツールとなっています。

運営者:田中
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中には「個別支援計画は0から作るもの」「元々あるものから選択するのはその子に合った計画が作れないのでは?」といった声もあります。

 

ただ、私が調べたところ、5領域×86例ということで86の5乗47億通り以上の組み合わせが可能となる上に、コピペで使うだけでなく「例を基にその子に合ったものに編集する」という使い方をすれば、無限の可能性があると考えています。

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3 まとめ

ここまで「アセスメントのやり方」から「改・アセスメントシート活用の方法」まで見てきましたが、いかがだったでしょうか?

ここで紹介しているのは、私が試行錯誤しながら見つけた「私に合った方法」です。この記事をご覧の方一人一人に合った方法が必ずあると思います。

失敗してしまったとしても、それで終わりにしてしまっては、せっかく「失敗した経験」が勿体ないです。トライアンドエラーで成長していくことが大切です。

運営者:田中
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それでは私が現在まで改変を重ねながら使っているアセスメントシートの、無料ダウンロードリンクを紹介致します。

 

登録も何もいらずご自由にお使い頂け、コピペして再編集して使う事も可能となりますので、是非ダウンロードしてみてください。

【改・アセスメントシート】
改・アセスメントシート
「児発管の必須書類~改・アセスメントシート~│療育のお仕事」の記事上で紹介した、改・アセスメントシートのテンプレートです。ご自身で自作されるのがベストだと思いますが、それまでの間参考までに使ってみてください。慣れてしまえば使い続けるのもありだと思います。


【一覧表(アセス連携)】
一覧表(アセス連携)
「児発管の必須書類~改・アセスメントシート~│療育のお仕事」の記事上で紹介した、改・アセスメントシートと一緒に使える個別支援計画作成の補助ツール「一覧表(アセス連携)」です。ご自身で自作されるのがベストだと思いますが、それまでの間参考までに使ってみてください。慣れてしまえば使い続けるのもありだと思います。


【5領域(例)】
5領域(例)
「児発管の必須書類~改・アセスメントシート~│療育のお仕事」の記事上で紹介した、改・アセスメントシートと一緒に使える個別支援計画作成の補助ツール「5領域(例)」です。ご自身で自作されるのがベストだと思いますが、それまでの間参考までに使ってみてください。慣れてしまえば使い続けるのもありだと思います。



【旧・アセスメントシート】
アセスメントシート
「児発管の必須書類~アセスメントシート~│療育のお仕事」の記事上で紹介した、アセスメントシートのテンプレートです。ご自身で自作されるのがベストだと思いますが、それまでの間参考までに使ってみてください。慣れてしまえば使い続けるのもありだと思います。
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