本日はタイトルにある通り、スタッフ同士が足を引っ張りあってしまう残念な状況について考えてみたいと思います。
私語や陰口をコミュニケーションと思い込み「仲がいい職場」と勘違いしている方は必見です。
1 足を引っ張る発言
具体的に言い出すとキリがないくらいあると思いますが、私がここで言いたいのは「士気を下げる発言」です。
勘違いして欲しくないのは「士気を下げようとする発言」ではなく、どんな意図があろうが「結果、士気が下がった発言」ということになります。
1-1 具体的な例
この項目では少しだけ「具体的な例」について掘り下げていきたいと思います。
①社長や管理職など、リーダーの陰口
上司でなければいいのか?と言われれば当然「No」ですが、特にリーダーに対する信頼や尊敬の念を削がれるのは組織を作る上でかなり難しくなってしまいます。
正直に言うと、特にこの業界では中々会社や上司に恵まれない方も多くいらっしゃると思います。かといって、それを影でスタッフ同士で話していて何が生まれるのでしょうか?ネガティブな感情しか生まれないと思います。
②やる気のない発言
「テキトーにやろ」「楽してお金貰えればいいもん」など、自分の働くスタンスを話しているだけに聞こえますが、ずっと聞かされてたら「なんか真面目にやってるのがバカみたい」となってしまいます。
「働きアリの法則」なんてものもあるので、そういう方を全否定するつもりは無いのですが、サボる蟻が増えると組織は崩壊してしまいますね。
③相手を全否定する発言
「それ絶対無理だよ」「それやっても100%つまんないと思う」など、相手の努力や費やした時間、想いを全否定してはいけませんね。
仮に本当に100%つまんなかったとしても同僚同士で潰し合う必要はないですし、失敗する経験も学びに繋がります。
私は結果が見えていてもその方の想いを汲み取って、敢えてやってもらう事もあります。もちろん私なりのフォローは考えて助け舟は出します。
1-2 対策
私は共通して言えることは「信頼関係の構築」だと考えています。
前項目で3つの例を出していますが、そこに「信頼関係」があれば防げたと思いませんか?
冒頭にも書いていますが、仕事中にしょうもない話をしていても、それは「仲の良い職場」では無いんです。それはただの「緩い職場」です。
本当に仲の良い職場は「信頼関係」が出来ていて、お互いを「尊重」し合い、「高め合う」事が出来る職場だと思います。
2 まとめ
さて、ここまで「同僚の足を引っ張る発言」という事で、必要なのは「信頼関係」で、お互いを高めあえるのが本当の「仲の良い職場」だということが分かりましたね。
ここで難しいのが「信頼関係」を構築するのには時間がかかる、ということ。かといって、何もしなければずっと「信頼関係」は築けません。
私は人間関係は鏡だと思っています。相手にして欲しい事は自分がまずやらなくてはいけないんです。まずはこの「療育ラボ」を読んで下さった方が、職場の同僚、上司、部下を信頼してみてください。
そして心で思うだけでなくて、発信してみましょう!言葉に出さないと伝わらないこともありますし、誤解も生まれにくいでしょう。
きっと相手の方もあなたの事を信頼してくれると思います。