この記事では「支援計画を決める大切さ」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 支援計画を決める大切さ
この章では「支援計画を決める大切さ」というテーマを「支援計画の決め方」と「支援計画は地図」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 支援計画の決め方
目標を決めるという事は、ある意味1つのゴールを設定するということだと考えています。そしてゴールという長期目標に付随して長期目標に到達するまでの短期目標やスモールステップといった計画性を持ったトータルの目標が支援計画だと考えています。
ということで、まずは6ヶ月程度で達成出来そうな長期目標を設定し、逆算する形で短期目標を立てていきます。その短期目標をクリアするために必要なことを、何段階にも細かく分けスモールステップで達成出来る超短期目標を作っていくイメージです。
目標の決め方としては、本人や保護者様の要望を含めて児発管が中心となり、必ず複数の職員と会議をしてから決定していく形になります。
支援計画の決め方が何となく分かってきたところで、なぜ支援計画を作らなくてはいけないのかを改めて考えていきましょう。
1-2 支援計画は地図
目標を立てないと目指すべきゴールが分からなくて混乱するというのは皆様なんとなく分かっているとは思いますが、ただ目標を立てるだけでは不十分な面があるんです。山登りに例えると、道標もなく頂上を目指していても自分のいる場所から頂上は見えないし、迷ってしまうのは必須です。
しかし、地図とコンパスがあったらどうでしょうか。迷わずに頂上までたどり着ける気がしますよね。療育に関しては「地図≒支援計画」で「コンパス≒児発管」なんですね。地図だけでもコンパスだけでも何とかならなくはないですが、リスクは拭いきれていません。
万全を期して療育をおこなっていくためには、しっかりとした準備をしてリスクを最小限にして望みたいですね。
2 まとめ
さて、ここまで「支援計画を決める大切さ」という事で「支援計画の決め方」と「支援計画は地図」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
支援計画を立てる際には長期目標から逆算する形で短期目標を立てていく方法があるということ、なぜ支援計画を立てなくてはならないのか、その役割や意味が分かったかと思います。
また私は過去に「結果と経過どっちが大事!?│療育のお仕事」といった関連記事を書いています。併せてお読みいただけると、より分かりやすくなっていますので、是非お読みください。