この記事では「季節のイベントは必要?」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 季節のイベントは必要?
この章では「季節のイベントは必要?」というテーマを「季節のイベントの意味」と「季節のイベントの効果」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 季節のイベントの意味
皆様は療育をおこなう上で、季節のイベントは必要だと思いますか?ガイドラインにもあるように、私自身は必要だと思っています。それは季節感を知ることであったり、日本の文化や常識を知るということにも繋がっており、療育の1つの目標である社会性を身につけることでもあります。
こういう話をしていると、必ず「そんな事はかていでやればいい」という方が出てくるのですが、様々な家庭があり、何らかの理由でそれが出来ない家庭もある可能性もありますし、家庭の雰囲気と事業所の雰囲気がまた違ったり、単純に楽しみが1つ増えるだけでも子どもは嬉しいものでしょう。
私は日頃から記事にもしているように、この年齢の療育はつまらなくても、嫌でもやらなくてはいけないことがあると考えています。ただ、本当にそれだけだと意味を見いだせなくなってしまい、事業所に来なくなってしまう可能性もあります。「飴とムチ」ではないですが、楽しみの要素を取り入れることも大切になってきます。
以前にも書いていますが、全てはバランスが大切です。大切なことをおこなうための過程や工程の1つとして必要なことも出てくるでしょう。
1-2 季節のイベントの効果
前項目でも大部分書いてしまっていますが、改めて季節のイベントの効果について書いていきたいと思います。
まずは季節感を感じることによって、日本の文化や常識などの社会性を身につけることが出来ます。そして、なんと言っても飴とムチの飴の役割でしょう。多くの子ども達は療育の意味を自分で見出すことが出来ていないことが多いです。また、自分自身の小学生の時の事を考えてみてもそうですが、勉強する意味を大人に言われても実感が出来ずに、結果やらない事の方が多かったりします。
飴とムチというのは、そこら辺を理屈抜きでやれてしまうんですね。子どもの欲求や考えにフィットしているので、ストレスなく取り組めますね。
2 まとめ
さて、ここまで「季節のイベントは必要?」という事で「季節のイベントの意味」と「季節のイベントの効果」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
季節のイベントをおこなうことで、季節を感じ日本の文化や常識を知れたり、それにより社会性を身につけることが出来たり、飴とムチの飴の役割を担い子どもの楽しみの目標となる事が期待されることが分かったかと思います。
また私は過去に「療育とは」や「放デイに壁面装飾は必要?│コラム」や「療育の主役と主導権の関係性│コラム」といった関連記事を書いています。合わせて読むことでさらに理解が深まると思いますので、是非リンクから併せてお読みください。