療育とは

結局、療育ってなに?
最近流行ってる民間学童みたいなもの?
運営者:田中
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療育とはほぼ発達支援とも同じ意味で表現されますが、発達支援の方がより発達障害に対する支援の意味合いが強いニュアンスです。
それでは具体的に見ていきましょう。
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1 療育はなぜ必要なのか

それはまだ必要な能力やスキルが身についてないからです。ここで大切なポイントは「療育を必要としている子ども達は、ゆっくりだけど成長していく」という事です。
支援のポイントとしては「この子が将来出来るようになるために、今何が出来るか」ということです。

1-1生きやすくなる

SST(ソーシャルスキルトレーニング)や集団行動を行うことでコミュニケーション能力や対人スキルを身につけることが出来ます。
私たちは当たり前の能力に感じるかもしれませんが、将来の就労や自立を考えると、とても大切なスキルです。

1-2自立と社会参加

やはりなんといって就労です。就労には一般就労、特例子会社、就労A、Bなど、本人のスキルや能力で就労先が変わってきてしまいます。もちろん、お給料や待遇などにも差が出てきてしまいます。
社会参加という概念であれば就労出来れば十分な所はありますが、自立となってくるとまたシビアな問題になります。正直なところ、就労支援の賃金のみでは生活するのは難しいでしょう。
そのために早期療育や子どもの時に身につけたいこと、子どもの時に修正しておきたいことがあるのです。就労や早期療育などは、また別の記事で書いていきます。
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2 療育の種類や施設

全部は書ききれないし逆に理解し難くなると思いますので、ここでは主に通所支援についてご紹介します。なお、ここでは項目だけに留め、詳細は新しく記事を追加していきます。

2-1 療育の種類

・ABA(応用行動分析学)
・TEACCHプログラム
・SST
・感覚統合
・薬物療法
・作業療法   など

2-2 療育を受けられる施設

通所支援の未就学児で言うと、療育センターや児童発達支援センター、児童発達支援事業所が主になります。就学児になると、放課後等デイサービスが主になるでしょう。
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3 子供への向き合い方

基本的な考え方としては「子どもに否定的な対応をしない」ということ。そこで大切になってくるのがABAの考え方です。悪い所を否定して「直そう」というのではなく「良いところを褒めて伸ばし、悪いところは繰り返さないように消去していく」という考え方です。
叱ったり、強い言葉をぶつけると子どもは萎縮し、自己肯定感が下がってしまいます。成長するどころか、今まで持っていた良いところも見えなくなってしまいます。
かといって、子どものやりたいようやらせるのはまた違う話です。そこを上手く見極めつつ支援出来ることが、プロとして支援することの1つの目安ではないでしょうか?
運営者:田中
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ここまで見てきましたがいかがでしょうか?
療育とは「子ども達の未来を見据えた支援」という事が分かりましたね!
この部分をきちんと理解せず「ただ楽しければいい」「ただ子どものやりたいようにさせるだけ」といった
子どもを王様にしてしまう施設がまだまだ多くあります。
確かにその場は子どももストレスなく過ごし、家では「楽しかった、また行きたい」と言うでしょう。
しかし「それって本当にその子の将来の為になってますか?」
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