この記事では「それは適正?療育プログラムの選び方」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 それは適正?療育プログラムの選び方
この章では「それは適正?療育プログラムの選び方」というテーマを「間違ったプログラム」と「プログラムを選ぶ基準」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 間違ったプログラム
この記事では療育プログラムの選び方ということテーマに書いていくのですが、プログラムを選ぶ時に間違えてしまうとどうなるのでしょうか。
皆様も一度は「なんか今日は子どもの集中力が持たなかったな」とか「時間がすごく余ってしまったな」と言った経験があるのではないでしょうか。それは難しすぎて子どもが諦めてしまったり、つまらないと感じてしまっていたり、逆に達成感や充実感も得られないほど簡単すぎたりしている事があるんです。
それ故に療育プログラムの選び方は非常に重要で、これを間違えてしまうと支援に繋がらないとまでは言いませんが、得られるものが少なくなってしまう可能性はあります。
では、どのような基準でその日の療育プログラムを設定すれば良いのか、その辺を次項目で考えていきましょう。
1-2 プログラムを選ぶ基準
プログラムを選ぶ方法は大きくわけて2種類あると考えていますので、1つずつ見ていきましょう。
①子どもを基準に選ぶ
恐らく多くの事業所はこれを狙って、在籍している子ども達の平均的なプログラムを提供しようとしているのではないかと思います。
この方法はピッタリとハマった時は皆が満足出来て充実したプログラムになるのですが、どうしても出来る子達のレベルに寄りがちで出来ることの少ない子はやって貰っている時間が多くなりがちですね。
この選び方はダメだと言っているのではありません。その方法のメリットとデメリットを理解して補う考え方を持つことが大切だと思います。
②プログラムを基準に分ける
この方法は先述した方法とは逆のやり方で子ども達にあった療育プログラムを提供しやすくなりますが、少し手間が増えるというデメリットがあります。
というのも、1日にレベルの違うプログラムを2~3個作り子ども達の来所する時間も考慮しつつレベルごとに複数回のプログラムをおこなうというものです。
先程も少し触れましたが、どちらがいい方法でどちらがダメというのではなく、その日の状況や環境によって使い分けることでメリハリが生まれ、1日単位ではなく中長期で考えるとまとまったプログラムとなると考えています。
2 まとめ
さて、ここまで「それは適正?療育プログラムの選び方」という事で「間違ったプログラム」と「プログラムを選ぶ基準」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
間違ったプログラムは子ども達の「つまらない」「諦め」「集中力の欠如」を生み出し、子ども達の成長の機会を減らしてしまう可能性があること、また大きく分けると「子どものレベルに合わせてプログラムを選ぶ」か「レベルに合わせたプログラムに子どもを割り振る」かといった方法がある事が分かったかと思います。
また、私は過去に「成功体験は誰でも出来る│コラム」や「積み重ねることの大切さ│コラム」や「成功体験は誰でも出来る│コラム」や「やっと繋がった!集団療育と個別療育の関係性│療育プログラム」や「メリハリは大事!切り替えのポイント│療育プログラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。