この記事では「伝えてる?時間管理をしよう」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 伝えてる?時間管理をしよう
この章では「伝えてる?時間管理をしよう」というテーマを「時間を管理する意味」と「先の見通し」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 時間を管理する意味
時間を管理するということは子どもにとっては先の見通しを立てることに繋がります。では時間を管理するとはどういうことなのでしょうか。
時間を管理するというのは1日のスケジュールを立て、視覚的にわかるように掲示すること。そして最も大切なことは支援者側がスケジュールを守ることです。スケジュールを立てて先の見通しを立てたのにその通りにならなければ、子どもにとっては失敗体験となり「スケジュールを守っても意味が無いんだ」と誤学習してしまう可能性もあります。
せっかく子どもが行動したのにそれを失敗体験や誤学習に繋げてしまわないように、支援者側は責任を持って支援していきたいですね。
1-2 先の見通し
先の見通しを立てるということは支援者側にも子どもにもメリットがあります。先の見通しが立つことで予め心の準備をすることが出来たり、気持ちの切り替えがしやすくなることでスムーズに行動することが出来たりします。
では子どもが先の見通しを立てるにはどういった支援が有効になるのでしょうか。時間割を見せれば子どもは自分で判断して行動するでしょうか?簡単なようでちょっとしたポイントが積み重なって療育は成り立っています。そのためには支援者側は常に頭を働かせていなくてはならないですね。
先の見通しの特に先述したポイントにについては別記事に詳しくまとめていますので、ぜひそちらも参照して下さい。
「計画性のある早めの声掛け│療育プログラム」
2 まとめ
さて、ここまで「伝えてる?時間管理をしよう」という事で「時間を管理する意味」と「先の見通し」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
なぜ時間を管理しなくてはいけないのか、それは先の見通しを立てさせ成功体験へと繋げるためであり、子ども達に先の見通しを立てさせるには少しポイントがあること、またそのポイントを別記事にまとめていることが分かったかと思います。
また、私は過去に「子どもに先の話をしてあげよう│コラム」や「療育に「大人の都合」を持ち込まない│コラム」や「スタッフの見通しの立たない事業所│コラム」や「大人の都合は誤学習の始まり│コラム」や「必読!療育の主導権は誰のもの?│療育プログラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。