この記事では「実は似てる!職員の育成と療育」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 実は似てる!職員の育成と療育
この章では「実は似てる!職員の育成と療育」というテーマを「人を育てるということ」と「成長に必要なこと」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 人を育てるということ
療育と教育というのは共通点があるというのはなんとなく感じていると思いますが、それは療育という言葉自体が「療養✕教育」の造語だからです。そういったことからスタッフの育成など、人が成長する場と療育の現場も似ているところが沢山あります。
つまり、療育のプロである我々はスタッフの育成に関しても上手く出来るのではないかと思うのですが、中々上手くはいく事ばかりではありません。そこには教える側の「これくらい分かってよ」「これくらいはできるのが常識」など、教える側の物差しを押し付けている事があると考えられます。
中にはできる人もいるだろうし、要領よく質問できる人もいるでしょう。ただ、それが上手く出来ない人の方が圧倒的に多いし、そういう人達に上手くてをさしのべられるのが私たちであるとも思うのです。
では、スタッフ育成は教える側だけの問題なのでしょうか。次項目では成長するために必要なことをまとめていきたいと思っています。
1-2 成長に必要なこと
前項目では、特に教える側のスタンスについて書きましたが、大前提として教えてもらう側の「できるようになりたい」「成長したい」といった向上心が必要だと考えています。
いくら丁寧に教えても試してもみなかったり、意識せずに同じミスを続けるなどは教えてもらう側の意識をもう少し変えてみると良くなるかもしれません。教える側と教わる側が同じ方向を向いて取り組むことが、成長の第一歩になるのではないかと考えています。
スタッフの育成について悩んでいる方は環境や体制を整えることも大切ですが、スタッフとよく話をして同じ方向を向いてもらうことから始めてみてください。ミーティングや申し送りで事業所の方針や理念を復唱する事業所は、そういう意識を持っているのだと思います。
個人の考えや思いもあると思いますが、組織である以上はその組織の大きな流れに逆らわずに個性を発揮する必要があるでしょう。
2 まとめ
さて、ここまで「実は似てる!職員の育成と療育」という事で「育てるということ」と「成長に必要なこと」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
育てるということ、教育、療育、育成の共通点や繋がりや考え方のヒント、また成長するためには教わる側の意識や気持ちがベースにあることや組織として同じ方向を向く大切さが分かったかと思います。
また、私は過去に「スタッフの育成 ~事例有り~│療育のお仕事」や「指導方法の見直し!?業務改善指示書│療育のお仕事」や「自覚しよう!自分の役割とは│療育のお仕事」や「認められるために大切なのは経過│療育のお仕事」や「次のリーダーの育て方│療育のお仕事」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。
スタッフの育成に関しては他にもたくさんの記事を書いています。トップページの「療育のお仕事」のカテゴリやブログ内検索の窓で検索出来ます。