運営者:田中
この記事では「友達の悪いことを言い付けてくる子ども」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
是非、最後までお読みください。
1 友達の悪いことを言い付けてくる子ども
この章では「友達の悪いことを言い付けてくる子ども」というテーマを「子どもの心理」と「対処法」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 子どもの心理
私たち大人から見ると「告げ口」となるのですが、その時子どもは何を考えているのでしょうか?子どもは十人十色なので一概には言えませんがいくつかのパターンを挙げておきます。
①自分の優位性を保つため
自身の立場を確保するために、相手を下げようとする手段です。子どもの場合は無意識におこなっている事が多いかもしれません。
「子どもの観察力は侮れない│コラム」という記事でも少し触れていますので、併せてお読みください。
「子どもの観察力は侮れない│コラム」という記事でも少し触れていますので、併せてお読みください。
子どもの観察力は侮れない│コラム
この記事では「子どもの観察力は侮れない」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に「特性からくる観察力」と「好奇心からくる観察力」という項目に分けて記事にまとめていきたいと思います。是非、最後までお読み頂き日々の療育に役立ててください。
②支配欲・手柄
自分の発言によって相手の運命が変わったり、リアクションがあると善悪ではなく面白くなってしまう面はありますね。
③コミュニケーション
支援者とのコミュニケーションの1つの手段であったり、話のネタになっていることもあります。
④正義感
これが1番純粋で多いかもしれませんが、本当に正しいことをしなきゃ!と思っての行動です。
⑤こだわり
先述した「子どもの観察力は侮れない│コラム」でも紹介していますが、自分のこだわりが拡大してしまい、他人をもコントロールしなければならないと思ってしまっている状況です。
1-2 対処法
そもそもがこの告げ口を良しとしてしまっている支援者がいることが私は悲しいことだと感じています。言い換えれば相手のあら探しをして、減点していくやり方です。これには未来はなくいつか0点になってしまうのは明白なんです。詳しくは過去記事の「減点方式と加点方式│コラム」を是非参考にしてください。
減点方式と加点方式│コラム
この記事では「減点方式と加点方式」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に「減点方式と加点方式」というテーマを「減点方式と加点方式の違い」と「子どもを評価する時」という項目に分けて、記事にまとめています。是非、最後までお読みください。
なので私はこれを辞めさせるべきだと考えていますが、その方法は過去記事の「ABA(応用行動分析学)を児発管が徹底解説」で学んだ消去です。注意したり、咎めるのではなく消去していくべきだと考えています。詳しくは是非、関連記事を参考にしてください。
ABA(応用行動分析学)を児発管が徹底解説
ABAについてどこまで理解できているでしょうか?「応用行動分析学ってなんだか小難しい」と、そもそも避けてはいませんか?とても簡単に実践できて、療育以外のあらゆる子育ての場面で役に立つ情報です。つまり「良い行動」を増やして「して欲しくない行動」を消去していくという考え方になります。
2 まとめ
さて、ここまで「友達の悪いことを言い付けてくる子ども」という事で「子どもの心理」と「対処法」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?友達の悪いことを言い付けてくる子どもの心理やどのように対応するのか、その消去の仕方も関連記事と併せて分かったのではないでしょうか。
皆様も療育や子育ての中で、是非参考にしてお役立て頂ければ幸いです。