この記事では「絶対オススメ!!ダンスの魅力」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 絶対オススメ!!ダンスの魅力
この章では「絶対オススメ!!ダンスの魅力」というテーマを「ダンスの療育的効果」と「ダンスの療育への取り入れ方」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 ダンスの療育的効果
運動を主体とした療育を想像してもらうと「粗大運動」がまず先に思いつくと思いますが、中でもダンスはイメージや感情が含まれることで「表現力」を伸ばし、日々の生活でのコミュニケーションツールにもなっていきます。
またダンスを表現するまでの工程の中で、みんなと一緒に振付を覚えたり、時には考える場面を作ったり、することで社会性を身につけるSSTへと繋がっていくことが期待出来ます。
またダンスは左右非対称など身体の部位事に別の動きをすることで「感覚統合」へと繋がっていたり、自信が今どのように動いているのか「ボディイメージ」を身につけることが期待出来ます。
また、子ども達は楽しいことには積極的な特徴を活かして、ダンスをおこなうことで子ども達の自主性を引き出し、楽しませながら療育をおこなえるというのが特徴ではないでしょうか。
子ども達は楽しいと時間を忘れて集中しますし、反復しておこなうことが出来ます。楽しさだけに傾倒してしまうのも問題がありますが、意味のある楽しみは提供していくべきですね。
1-2 ダンスの療育への取り入れ方
「そりゃ、ダンスを取り入れたいよ」「踊れるスタッフいないし、音楽とか振り付けとかわかんない」という事業所の方が多いのではないでしょうか?
今の時代は便利になって無料でダンスの動画が見れたり、子どもの練習向けに分かりやすくなっているものも多くあります。そして、学校や習い事でもダンスに触れる機会が増えているので踊れる子が本当に増えています。
例えば動画を壁に映しながら、皆で踊ってみるから始めてもいいんです。大人は「え、なにそれ…」って思うかもしれませんが、子どもは楽しんでいたりするものです。さすがに何度も繰り返していると飽きてくるでしょうから、発表会の目標を作ったり、楽器と合わせてみたり、前項目のようなポイントを合わせつつアッフデートしていく必要はあるでしょう。
私はこういうアッフデートが必要なプログラムをおこなう時には、必ず子ども達とコミュニケーションを取ってアイディアを聞きます。大人だけで考えるより、子どもの意見の方が柔軟で楽しそうなことは多々あります。そういう意見を実現出来る環境を作ることが求められているのだと思います。
ダンス療育指導士といった民間資格やダンス療育に関する研修などもあるようなので、そういう所で学ぶのも効果的かも知れませんね。
2 まとめ
さて、ここまで「絶対オススメ!!ダンスの魅力」という事で「ダンスの療育的効果」と「ダンスの療育への取り入れ方」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
ダンス療育と一言でいっても、運動療育とはまた違った角度から粗大運動、感覚統合、SST、コミュニケーション力など様々な効果があること、また始めるまでのハードルは高く感じるものの動き出せばそんなに難しく考えなくても楽しめるプログラムになりそうだということが分かったかと思います。
また私は過去に「子どもを輝かせる場所│コラム」や「子どもの楽しいは身近にある!?│コラム」や「感覚統合~トランポリン~│療育プログラム」といった関連記事を書いています。併せて読むことで、更に理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。