この記事では「次のリーダーの育て方」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 次のリーダーの育て方
この章では「次のリーダーの育て方」というテーマを「リーダーの素質」と「周囲の協力」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 リーダーの素質
私が考える管理者やリーダーの素質は何かというと、それは「責任をとる覚悟」だと考えています。私自身が「管理者とは責任をとるのが仕事」だと思っているというのもありますが「責任を取る覚悟」の中には「チームの事を考える力」や「仕事に対するモチベーション」などが含まれています。
それらは仕事をしている人であれば誰にとっても大切なものであり、それを磨いた人や磨いていこうとする人がリーダーとしての素質を持っている人なんだと考えています。正直、情報処理やスキルの部分でも必要なことはありますが、モチベーションを維持し責任感を持って取り組んでいる人にはそれらは後から付いてくる、もしくはサポートしてくれる人が出来る可能性が高いと思っているので、最も必要だと思う部分で選んでも良いのかと思います。
全てを兼ね備えた人がいれば、話は違って来るかもしれませんが、余程育成が上手い事業所でなければ中々優れた人材ばかり…とはいきませんよね。
そういった面では、誰を育てるかという基準になるかもしれません。
1-2 周囲の協力
仮に従業員の中でリーダーとしての素質があり、真面目に取り組んでいたとしても周囲の協力がなくては何も出来ず、発展がありません。本人はスキルアップやきっかけを作ることが出来ても、実際に責任のある業務を勝手におこなえないし、役職にも着くことも出来ませんよね。
その上、1人でいくら頑張っていても考え方に偏りが出来たり、そもそもチームワークが求められている現場なので、チームメイトと共に切磋琢磨する必要があると考えています。確かに失敗は怖いし、任命責任に対しても複雑ではあると思いますが「信じて任せてみる」と言うのも1つの方法だと思います。
本人もその気があるのであれば、自分からアピールして欲しいと思います。今の実力が伴わなくても、将来的な夢「夢」でも「目標」という形でも良いんです。
そういった自身の想いを発信することこそが、リーダーへの第一歩では無いでしょうか?
2 まとめ
さて、ここまで「次のリーダーの育て方」という事で「リーダーの素質」と「周囲の協力」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
リーダーの素質というのは「責任を取る覚悟」であり、その中に「モチベーション」や「チームメイトを思う」といった、リーダーとしての素質が含まれているということ、また孤軍奮闘で頑張るよりも周りを巻き込んで育ちやすい環境を作ってもらうことの重要性などが分かったかと思います。
また、私は過去に「人の上に立つ人の条件│療育のお仕事」や「いくつになっても成長出来る秘訣│コラム」や「責任感に年齢や立場は関係ない│コラム」といった、関連記事を書いています。
併せて読むことで、より理解が深まるかと思いますので、是非リンクからお読み下さい。