事業所で靴下は脱ぐ?脱がない?│コラム

運営者:田中
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感覚過敏ではなくても、子どもにとって靴下はなんか気になってしまう存在ですよね。靴下を履いている、履いていないによって怪我のリスクも上がってしまったり、意外と軽く見られません。

 

本日はそんな靴下について考えていきたいと思います。

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1 事業所での靴下事情

この章では「事業所における靴下事情」ということで、色々な側面から靴下を脱ぐのか脱がないのかを見ていきたいと思います。

「靴下を脱ぐか脱がないかで1記事?…大袈裟な」と思った方、小さなことかも知れませんが怪我のリスクなど危険が伴うことです。

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子ども達をお預かりしている責任を持って、日頃からしっかり考えていきましょう。

1-1 靴下のリスク

私が本業で務めている事業所は、床暖房無しの板張りですが、運動をする時などは冬でも靴下を脱ぐようにしています。

寒くて脱ぎたくないという子は、走ったりしない遊びをするように声をかけています。

私が入社する前は上履きを履いている子、靴下の子、裸足の子とバラバラでしたが、今はほぼ裸足となっています。

特に上履きと裸足の子が一緒にサッカーをしたり、追いかけっこをすると「踏む」「爪が剥がれる」など怪我をするリスクがあるので危険です。

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冒頭からかいていますが「たかが靴下、されど靴下」子ども達の安全を守ることは、私たちの最低限の責任だと自覚してください。

1-2 事業所としての対応

この項目では、事業所としてどのように対応すべきかを考えていきましょう。

まず1番大切だと思うのは「事業所として統一する」事です。既に書いていますが、混在することによってリスクが生まれます。

ではどうしたら統一できるか…それは事業所側、つまりスタッフの意識が統一されている事が前提となりますが、その上で「利用開始当日から同じ対応」をすることがベストでしょう。

既に、運営が始まってしまっている事業所は保護者様と子どもに丁寧に説明をした上で、全員同時に始めましょう。「事業所としての対応は始まってるのに、ある日だけ対応がバラバラだった」が1番良くないですね。

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スタッフの中にも「寒そうだし…」「子どもがイヤがるから…」など「事業所としての統一感より、自身の考えを優先する方」や「聞いてなかった」など「そもそも指示が通ってない方」など、様々です。

 

指示を出す側は「自分の物差し」ではなく、実施するまで相手の立場になって考えていきましょう。

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2 まとめ

さて、今回の記事では「靴下を履くか、履かないか」というミニマムなテーマで書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

私としては「怪我のリスク」「支援の統一」「事前の説明」「協調性」など、挙げればキリがないくらい大切な要素が詰まっていると考えています。

この記事でも分かって貰えたかと思いますが「些細なことに焦点を当てて、スタッフ間で共有することによって支援の統一を考える」きっかけにもなると思います。

この考え方を、是非研修などの課題やグループワークとして活用してください。

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普段の記事では「考え方」や「支援の仕方」などの大枠の話題が多かったと思いますが、今後はミニマムなコアなテーマも入れていきたいと思います。

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