この記事では「療育のポイント!それは親の理解」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 療育のポイント!それは親の理解
この章では「療育のポイント!それは親の理解」というテーマを「親の理解とは」と「親の理解が道を作る」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 親の理解とは
ここで言う親の理解とは「障害受容」も含めた「療育への理解」のことです。現場で療育をおこなっていると、保護者の意向でベストな支援が出来ずもどかしい思いをした経験があるのでは無いかと思います。
親は基本的には子どものことを思い子どもの幸せを考えていますが、療育の専門家でもプロでもありません。また本を読んだりして独学で学んだ方の多くは自分の好きな方向性の知識だけに片寄っていたり、頭でっかちになって理想だけを追求する机上の空論だったりする事が多くみられます。
じゃあ、保護者は事業所に任せるしかないの?となると思いますが、それもまた違っていて、最終的に決定するのは保護者様であり事業所ではありません。
では、どのように親の理解を増やしていけば良いのかを次項目で考えていきたいと思います。
1-2 親の理解が道を作る
前項目では親の理解が必要なことはわかったかと思いますが、どのような方法があるのかという問題が残りました。私の考えるその答えは「事業所が親にも指導をする」ということです。
指導と言っても子どもとは違うので注意したり促すと言うよりは、事業所の考え方や方針をコミュニケーションを通して刷り込んでいくという表現が近いかもしれません。なので送迎時の連絡や面談など保護者とコミュニケーションを取れる機会をもっと大切にして、現場での子どもの療育だけでなく広く伝えるれる事が大切だと考えています。
そうして事業所と家庭での考え方や療育の方針が一致することで、子どもの療育の進む方向性が定まり道を作ることに繋がっていくのです。
子ども自身が療育の大切さや必要度を理解して行動するのは難しいですよね。子どもには楽しんでいるだけで、結果療育になっているというのが1つの良い形かもしれませんね。
2 まとめ
さて、ここまで「療育のポイント!それは親の理解」という事で「親の理解とは」と「親の理解が道を作る」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
親の理解とは障害受容を含めた療育への考え方のことであり独学では難しい面もあり事業所とのコミュニケーションの中で学びつつ支援の方向性を統一していくことがベストだもいうことが分かったかと思います。
また、私は過去に「手を出し難い…家庭環境の療育への影響│コラム」や「そうだったのか…日数を減らした末路│コラム」や「なるほど!早期療育が大切な理由│コラム」や「そうだったのか!療育に時間がかかるわけ│コラム」や「「般化」とは何か?学童期までにできること│コラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。