今回は「放課後等デイサービス」の「壁面装飾」について考えて見たいと思います。
保育園などでは多く用いられている「壁面装飾」放デイでも必要なのでしょうか?
1 壁面装飾
壁面装飾とは、部屋の壁などを可愛い動物や季節の花などを用いて飾ることの総称です。
1-1 壁面装飾のメリット
この項目では壁面装飾のメリットについて考えていきましょう。
①季節感がある
まず挙げられるのは「季節感」です。季節ごと、月ごとに壁面装飾を変えることによって、室内でも季節の変化を感じることが出来ます。
②可愛い
これは単純に見たままですね。部屋が明るくなり、華やかで楽しい気分で過ごすことが出来るようになります。
1-2 壁面装飾のデメリット
この項目では壁面装飾のデメリットについて考えていきましょう。
デメリットについては、特に「放課後等デイサービス」でのデメリットについて考えて行きたいと思います。
①集中力が削がれる
例えば何か活動をしている時、宿題をやっている時などに、ふと目を上げると可愛いイラストが…となると、気になっちゃいますよね。
また、壁面装飾の角が少し剥がれていたり、少し傾いていたりすると「気になって仕方がない!!」となってしまいます。
②年齢不相応になる
放課後等デイサービスは保育園とは違い就学児が通います。また、基本的には高校3年生まで利用する事が出来ます。
「高校3年生が保育園の部屋にいる」と考えると違和感があって当然ですよね。
③準備の負担が大きい
放課後等デイサービスでは常勤を最小限にして人件費を調整する傾向があります。
日々の療育の準備に加えて、壁面装飾を毎日準備するのはかなりの負担がかかります。もちろん、計画性がないと絶対に出来ないでしょう。
2 まとめ
ここまで「放課後等デイサービス」における「壁面装飾」について考えてきましたが、いかがだったでしょうか?
ここまで読んでくださった方には、なんとなく伝わっているかと思いますが、私にはデメリットの方が多く感じられます。
つまり「放課後等デイサービス」では「壁面装飾」はしない方が良いと考えています。
季節感は外でも感じられますし、おやつなどでも表現出来たりします。子ども達が放デイに通う目的や意味をもう一度考えて、より良い環境を提供出来るようにしていきたいですね。
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