この記事では「外食と療育」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
是非、最後までお読みください。
1 外食と療育
この章では「外食と療育」というテーマを「食育も療育」と「アウトプットの場」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 食育も療育
皆様は食育をとても難しいものだと考えていませんか?食育も突き詰めれば難しくもなると思いますが、私が提唱しているのは「食育を療育ととらえる」ということです。
なので、食育と言っても食に関する知識だけではなく、食事に関するマナーや常識、お店の人とのコミュニケーションやお金なども1つのグループとして巻き込んで考えています。
これらのことは自宅や事業所、学校などて日々学んでいるとは思いますが、事業所でいつもの場所でいつもの指導員となら出来るのに、学校に行くとできない…家族で外食に行くと出来なくなる…なんて話をよく聞きます。
そんな子ども達に対して事業所で出来ることを、更に次項目で具体的に考えていきましょう。
また過去の記事の中でも食育について「『食育×療育』冷凍食品でお弁当作り│療育プログラム」という記事を書いています。下記のリンクを参照して、是非併せてお読みください。
1-2 アウトプットの場
療育というのは、将来社会に出た時に困ることが少なくなるようにおこなっています。しかし、社会に出るまで実践しないというのはどうなんでしょうか?私は今のうちから度々社会に出てみるチャンスを作ってあげるべきだと考えています。
例えば、外食プログラムです。事業所でお昼ご飯を食べに行くだけと思われていますが、すごく意味があるプログラムだと考えています。
事業所でもなぜ大きな声を出しては行けないのか、なぜ食事中にたち歩いてはいけないのかその都度話してはいますが、それを肌で感じられます。
そして、いつも言われていることを思い出しアウトプットできる場でもあります。もちろんお店の協力が必要ですが、私は大手のファミレスにも協力して頂いた事もありますし、事前に相談しておくと意外と協力して下さるものです。
2 まとめ
さて、ここまで「外食と食育」という事で「食育も療育」と「アウトプットの場」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
食育も療育になり得るんだということや実際にアウトプット出来る場面を作ることでより分かりやすく、楽しみながら伝わるということが分かったかと思います。皆様も是非、食に関するプログラムを提供して見てはいかがでしょうか。
また、前章で紹介した記事以外にも「クッキングでおうち療育│療育プログラム」や「駄菓子屋さんごっこでお買いもの練習│療育プログラム」などの関連のある記事を紹介しておきますので、こちらも併せてお読みください。