この記事では「私流!感情のコントロールの手助け」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 私流!感情のコントロールの手助け
この章では「私流!感情のコントロールの手助け」というテーマを「感情のコントロールとは」と「私達に出来ること」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 感情のコントロールとは
療育をおこなっていると子ども達が感情をコントロール出来なく場面は少なくないと思います。場面によって様々な状態であり一概に1つの答えを出すことは出来ないのですが、この項目では感情のコントロールについて書いていきます。
私は療育をおこなう中で大きくわけて2つの感情のコントロールをテーマにしています。
①予防
これは感情が高ぶってしまう前に予め感情をコントロールするということですが、中々難しいく助言や支援があって成立することが多い印象です。
②復帰
既に感情が高ぶってしまった場合に、いかにして戻ってくるかといった事になります。これは本人の性格や支援者側のスキルによって逆に悪化したりもするので注意が必要です。
大きくわけて2つの感情のコントロールがありましたが、次項目ではより具体的に私たちの出来ること、つまり支援の内容を見ていきたいと思います。
1-2 私達に出来ること
前項目で感情のコントロールとは何かを考えましたが、この項目では具体的に何が出来るのかを考えていきたいと思います。
まずは「予防」についてですが、初期の段階では先回りをして声かけをしたり、気付きを与えることが大切になってくると思います。それに加えてフィードバックをおこない振り返りをしていくとよいでしょう。その後、声かけの頻度や声のかけ方を変えたりし、自身で気づける場面を増やしていけると良いと考えています。
「復帰」については、既にテンションが上がっていることもあり怪我などのリスクも考慮していく必要がありますので、環境の整備が最優先になります。その中で相手の性格などを考慮しつつ対応していくと良いでしょう。
過干渉にならないように1人で向き合える時間も必要ですし、輪の中に帰ってくるキッカケとなる一言も必要な場面もあるでしょう。こういった対応は明らかなスキルだと考えていますが、こういう部分のスキルが注目されることは少ない印象です。
専門知識や難しいことを勉強するのも必要な面もありますが、こういった「人と向き合っていくスキル」も磨いていけると良いですね!
2 まとめ
さて、ここまで「私流!感情のコントロールの手助け」という事で「感情のコントロールとは」と「私達に出来ること」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
感情のコントロールには大きくわけて「予防」と「復帰」があり、それぞれに私達に出来るスキルがあるというのが分かったかと思います。
また、私は過去に「感情コントロールを促すヒント│療育プログラム」や「勝敗のコントロール│療育プログラム」や「子どもを信じよう│コラム」や「同じ土俵に乗らないで!視野を広く持とう│コラム」や「落ち着ける場所、それは変わらないこと│コラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。